【日経賞】「らしさ」が戻った菊花賞馬キセキ 鞍上心強いロードヴァンドール

キセキ

「らしさ」が戻ったキセキ

21日、日経賞(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

●前走、香港ヴァーズ9着のキセキ(牡4、栗東・角居厩舎)は、助手を背にポリトラックで追われ、6F83.3-67.2-52.7-38.8-11.5秒をマークした。

【辻野調教助手のコメント】
「雨で馬場状態が悪くなっていたので、ポリトラックで追い切りました。暮れの香港は目に見えない部分で疲れもあったと思います。今回の放牧でリフレッシュができているし、動き、馬体ともにこの馬らしさが戻ってきています。状態は良くなっていますよ」

●前走、日経新春杯2着のロードヴァンドール(牡5、栗東・昆厩舎)は、助手を背に坂路で終い一杯に追われ、4F53.5-38.6-25.6-13.1秒をマークした。

【昆貢調教師のコメント】
「雨でかなり馬場状態が悪くなってましたからね。その中で53秒台で、しまいも13秒1なら上等でしょう。前走後も順調に調整ができていると思います。これまでも色々なコースで競馬をしてきたし、初めての中山にも特に不安はないですね。レースの上手な馬だし、むしろ合うかも。横山典騎手が引き続き乗ってくれるんだし、頼もしいですよ」