クロフネ産駒のエメラルファイトが差し切り!接戦制す…東京新馬

エメラルファイト

6月23日(土)、3回東京7日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の3番人気・エメラルファイト(牡2、美浦・相沢厩舎)が優勝。好スタートを切り、内の行きたい馬を行かせて先行ポジション。馬場の外目を走りながら手応え抜群のまま直線へ。追い出されるとすんなり抜け出し、勝負は外を伸びてきた2着馬という状況。最後は一気に迫られたが、差されそうで差されない余力を見せてゴールイン。勝ちタイムは1:36.4(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ミディオーサ(牝2、美浦・堀厩舎)、3着には1馬身半差で5番人気・トーセングラン(牡2、美浦・田村厩舎)が続いて入線した。

勝ったエメラルファイトのきょうだいは、同じ馬主、厩舎の半兄エメラルエナジーが4勝、半兄エメラルスターが3勝を挙げている。母のセトウチソーラーも同馬主の所有馬だった。石川裕紀人騎手は相沢郁厩舎の所属で師弟関係。馬主は高橋勉氏、生産者は浦河町の金成吉田牧場。馬名の意味由来は「冠名+戦い」。

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1着 エメラルファイト(石川騎手)
「メンバーが揃ったなかで良い勝ち方をしてくれました。まだ気持ちの面で子供っぽいところがありますし、その意味では伸びシロもあります。距離は現状ではこのくらいが良いかと思いますが、調教のやり方次第でこなせてもいいと思います」

2着 ミディオーサ(石橋脩騎手)
「スタートを出てはいますが、周りの馬を威嚇するような感じが見られました。競馬に慣れさせようと思って馬群に突っ込んでいきましたが、馬が理解してくれて道中は淡々と走れていました。最後もよく脚を使っていますが、相手にもうひと伸びされてしまいましたね。その辺りは位置取りの差もあったかもしれません」

3着 トーセングラン(三浦騎手)
「全てにおいて素直ですし、よくしつけられていると思いました。競馬でも操縦性が高かったです。走りも軽いですし、体が成長していけば更にやれると思います。初戦から良い内容の競馬ができたと思います」

4着 アセンダント(柴田大騎手)
「良い競馬ができましたし、次に繋がる内容だったと思います。すごく性格が良くて操縦性が高いですし、これから順調に成長していってくれればと思います」

5着 ブルーアガヴェ(田辺騎手)
「まだ成長途上の段階ですね。これから体がしっかりしてくれば良いと思います」

  • エメラルファイト
  • (牡2、美浦・相沢厩舎)
  • 父:クロフネ
  • 母:セトウチソーラー
  • 母父:スペシャルウィーク

エメラルファイト
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