【中京記念】未完の大器グレーターロンドンがレコードV 悲願の重賞初制覇!

グレーターロンドン

7月22日(日)、3回中京8日目11Rで第66回トヨタ賞中京記念(G3)(芝1600m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・グレーターロンドン(牡6、美浦・大竹厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.3(良)。

2着には3/4馬身差で5番人気・ロジクライ(牡5、栗東・須貝尚厩舎)、3着には1馬身半差で4番人気・リライアブルエース(牡5、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。

まず飛び出したのはアメリカズカップ、マイネルアウラートだったが、そこへ昨年の覇者ウインガニオンも加わり、速い流れで馬群は縦長に。グレーターロンドンは2番手集団の外をゆうゆうと追走。前半の1000mが57秒フラットというハイペースで最後の直線勝負。
内をすくったアメリカズカップが粘り込みをはかるところを馬場の中央からロジクライが捕らえて先頭。しかし、大外からグレーターロンドンが1頭違う脚色で突き抜けてそのままコースレコードでゴール。

勝ったグレーターロンドンは、母が桜花賞2着のロンドンブリッジ、姉にオークス馬ダイワエルシエーロがいる良血で、15年2月の新馬戦を快勝。2戦目の山吹賞はクビ差2着と敗れたが、そこから長期休養を挟みながら5連勝を果たし、重賞初挑戦となった安田記念でも0.1秒差の4着に健闘した逸材。重賞制覇は時間の問題と思われたが、その後は惜敗が続き、この春は賞金不足でG1に出走できなかったが、ここで待望の賞金加算に成功。秋の大舞台でどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみだ。
馬主は窪田芳郎氏、生産者は日高町の下河辺牧場

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  • グレーターロンドン
  • (牡6、美浦・大竹厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:ロンドンブリッジ
  • 母父:ドクターデヴィアス
  • 通算成績:15戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 18年中京記念(G3)

グレーターロンドン
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グレーターロンドン

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