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JRA騎手免許一次試験 唯一合格したのは藤井勘一郎騎手「気は抜けない」
2018/10/11(木)

11日、JRAの平成31年度調教師および騎手免許一次試験の合格者が発表された。騎手で唯一合格したのは、海外、地方競馬で通算500勝以上の実績を挙げている藤井勘一郎(ふじい かんいちろう)騎手だった。
この日、大井競馬で2鞍を予定していた藤井騎手は「(合格の知らせを耳にして)ホッとしましたね。試験はできていた手応えはありましたが、それは去年も同じで手応えはありましたからね。とはいっても、まだ一次試験ですし、気は抜けないですね。二次試験は来年の1月30日。(短期騎手免許期間の)南関東での騎乗もありますし、準備期間はありますからね。
でも、まだスタートですからね。もしJRAに入れても厳しい環境でしょうし、僕はJRAで乗ったのはクローバー賞の一度のみですから。JRAの関係者の方々には認知されていませんし、入ってから、入れてからがスタートだと思います」とコメント。1Rの騎乗を前に喜びの丈を語ってくれた。
藤井騎手は1983年生まれ、奈良県出身。2001年にオーストラリアのニューサウスウェールズ州で見習騎手免許を取得。2006年にニューサウスウェールズ州で騎手免許を取得。その後もオーストラリアだけでなく、シンガポール、マレーシア、韓国などの諸外国を転戦。
JRAでも美浦の藤沢和雄厩舎、栗東の矢作芳人厩舎などの調教にも騎乗した経験がある他、今年のコリアスプリントではモーニンで勝利、一昨年のコリアカップではクリソライトで制するなど日本馬の海外遠征にも携わってきた。
近年はJRA騎手免許試験受験を表明し、南関東や北海道競馬でも騎乗。現在はNARで短期騎手免許を取得し、今週10月8日(祝・月)から2019年1月7日(月)までの大井の森下淳平厩舎に所属として南関東に在籍予定だ。

騎乗を前に担当バレットと記念撮影
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