【JBCスプリント】スピード感十分ナックビーナス「硬さもなく良い状態」

ナックビーナス

JBCスプリントへ向けて調整されるナックビーナス

31日、JBCスプリント(Jpn1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

●前走、スプリンターズステークス7着のナックビーナス(牝5、美浦・杉浦厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.4-54.4-39.4-12.5秒をマークした。

【田面木助手のコメント】
「1週前追い切りに大野騎手が乗って良い動きを見せていましたし、硬さもなく良い状態だと思います。前回ダートを使ったときは躓いてしまったことが全てですし、あれが能力とは思っていません。この馬の母親はアメリカのダート重賞を勝っていますからね。スピードもあるので、スタートが決まればモマれない位置で運べると思います」

●前走、スプリンターズステークス12着のセイウンコウセイ(牡5、美浦・上原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F63.6-48.9-36.5-12.7秒をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「馬にやる気があるのかテンだけ少し行きたがっていましたし、レース当該週には気合いをつけた方がレースで良い方へ向いているのでいつも通りに追い切りました。終いに気合いをつけてゴール板を過ぎてもバテずにサーッと行っていますからね。追い切りで馬場入りするときにゴネたりするのは、走るときの癖が出てきたかなという感じですし馬の状態は悪くないと思います。もうひとつ良い面を見せてくれればと思ってダートに挑戦しますが、できれば前々で競馬をしたいですね。競馬を使いながら気合いも乗ってきているので、そういう形の競馬ができるだろうと思っています」

●前走、南部杯7着のノボバカラ(牡6、美浦・天間厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F71.8-55.9-40.9-13.4秒をマークした。

【天間昭一調教師のコメント】
「前走で減った体はだいぶ戻ってきました。まだ本当に良い頃に比べるとひと息ですが、前走を使ってだいぶ良化してきました。ダートG1ですし、枠順や展開次第でどこまでやれるかですね」

セイウンコウセイ

JBCスプリントへ向けて調整されるセイウンコウセイ

ノボバカラ

JBCスプリントへ向けて調整されるノボバカラ