2018年度JRA賞の調教師・騎手部門各賞が決定!

1月4日(金)、2018年度JRA賞の調教師・騎手部門各賞が、JRAの内規により決定した。

調教師部門では、最多勝利調教師を藤原英昭調教師が獲得。1年間に積み重ねた勝利数は58勝。皐月賞を制したエポカドーロなど、4月末の時点で30勝を突破しリーディングを独走。終盤ペースが落ちたとはいえ、年間を通して複勝率50%近い好走率は他厩舎を圧倒していた。

勝率1位は木村哲也厩舎の0.215。数多くの素質馬を管理し、秋にはマイルCSのステルヴィオで嬉しいG1初制覇をなしとげた木村厩舎。今年更なる飛躍が期待される。なお木村調教師は勝率、1馬房あたりの勝利度数・獲得賞金・出走回数の得点により決定される優秀技術調教師にも選ばれている。

最多賞金獲得調教師は友道康夫調教師。ワグネリアンなど2頭のダービー馬に加え、古馬牝馬路線を引っ張るヴィブロス、2歳王者のアドマイヤマーズを管理し、2018年の一年間に17億0,730万7,100円を稼ぎ出した。


騎手部門はC.ルメール騎手がほぼ独占。武豊騎手が樹立した年間最多勝記録を13年ぶりに更新する218勝を挙げ、JRA最多勝利騎手となった他、勝率0.275で最高勝率騎手も獲得。

秋は秋華賞、菊花賞、天皇賞(秋)を3連勝し、ジャパンCも制するなど大車輪の活躍を見せたことで、1年間に獲得した賞金は50億5,580万5,700円。JRA最多賞金獲得騎手も獲得し、MVJに選ばれた。

最優秀障害騎手は昨年13勝を挙げた五十嵐雄祐騎手が獲得。重賞勝利はなかったものの、関東圏を中心に安定した成績を残した。