ドーヴァーが昇級初戦で3馬身差の完勝!田辺騎手はJRA通算800勝…ニューイヤーS

ドーヴァー

1月13日(日)、1回中山4日目11RでニューイヤーS(芝1600m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の3番人気・ドーヴァー(牡6、美浦・伊藤圭厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.4(良)。手綱をとった田辺騎手は史上52人目・現役27人目となるJRA通算800勝を決めた。

2着には3馬身差で2番人気・キャプテンペリー(セ6、美浦・岩戸厩舎)、3着にはクビ差で13番人気・ミュゼエイリアン(セ7、美浦・黒岩厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサーブルオール(牡6、美浦・萩原厩舎)は6着に敗れた。

1着 ドーヴァー(田辺騎手)
「思い通りの競馬ができました。完璧でしたね。オープンに上がってどうかと思っていましたが、脚を溜めるようになってから突き抜けられるようになりました。いい方向に向かっていると思います」

2着 キャプテンペリー(大野騎手)
「ペースも向きましたが、相手なりに走れる馬ですね。差す形も合っています」

3着 ミュゼエイリアン(ブロンデル騎手)
「スタートがすごく良かったですね。タイムもペースも速かったですが、道中はリラックスして走れていて、速いと感じませんでした。後ろから馬がきたらもう一度伸びてくれましたね」

4着 テオドール(マーフィー騎手)
「展開が向きましたし、道中はリラックスして走れていました。まだちょっと太く、最後少し疲れてしまいました」

5着 ハーレムライン(柴田善騎手)
「ペースが速かったですが、いい感じで走れていました。距離もマイル以下がいいですね。ペースを考えればよく頑張ってくれています」

6着 サーブルオール(ルメール騎手)
「忙しかったですね。太かったですし、最後はいっぱいいっぱいでした」

勝ったドーヴァーは、18年秋の奥多摩Sを勝利してオープンクラス入り。そして昇級初戦の今回は、圧勝で連勝を決めた。馬主はゴドルフィン、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社

【田辺裕信騎手800勝のコメント】
「停滞することなく達成できて良かったです。このレースは勝てるという自信もありましたし、思い通りの騎乗をすることができました。少しでも900勝に近づけるようにたくさん勝ちたいですし、怪我をしないで多くの騎乗ができるように頑張りたいです」

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  • ドーヴァー
  • (牡6、美浦・伊藤圭厩舎)
  • 父:アドマイヤムーン
  • 母:オルダニー
  • 母父:Elusive Quality
  • 通算成績:22戦6勝

  • 田辺 裕信
  • (たなべ ひろのぶ)
  • 1984年2月12日生まれ
  • [初免許年] 2002年
  • [所属] 美浦・フリー
  • [平地初騎乗] 2002年3月2日1回中山3日目2Rアルファジェネラス(8着/16頭)
  • [平地初勝利] 2002年8月3日2回新潟7日目12Rヒノデツートン(1着/14頭)
  • [2019年度成績] 34戦3勝
  • [生涯成績] 10026戦800勝
  • 記録は1月13日終了時点


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