【東海S】遅れてきた超大物インティが圧巻の6連勝で重賞初制覇!

インティ

1月20日(日)、1回中京2日目11Rで第36回東海テレビ杯東海S(G2)(ダ1800m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の1番人気・インティ(牡5、栗東・野中厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.8(良)。

2着には2馬身差で2番人気・チュウワウィザード(牡4、栗東・大久龍厩舎)、3着には7馬身差で4番人気・スマハマ(牡4、栗東・高橋亮厩舎)が続いて入線した。

好スタートを決めたインティが敢然と先頭に立ち、向こう正面へ。人気上位が先団を固めるが、淀みのない流れでインティがゆうゆうとレースを引っ張る。
直線に入り、スマハマ、チュウワウィザードがインティに追いすがるが、武豊騎手が気合を付けると再び突き放し、そのままリードを保ってゴールに入った。

勝ったインティは、3歳4月のデビュー戦こそ9着と敗れたが、6月の次走から長期休養を挟みながら5連勝。いずれも4馬身差以上をつける圧勝の連続で、このレースは昇級初戦、重賞初挑戦ながら単勝オッズ1.5倍の圧倒的1番人気に支持を受け、その期待に応える2馬身差の快勝で重賞初制覇。ダート路線は王者ルヴァンスレーヴが無念の戦線離脱となったが、それに代わる新星が登場。連勝をどこまで伸ばすか大いに楽しみとなった。
馬主は武田茂男氏、生産者は浦河町の山下恭茂氏

【武豊騎手のコメント】
「期待をしていた馬なので、期待通りの走りをしてくれて、ホッとしています。(スタートの)出はそれほど速くなかったんですけど、その後は速かったので、抑えることなくいきました。道中は元気が良すぎて、もう少しゆっくり走ってほしかったですけど…力んでいましたね。キャリアが浅い馬ですし、まだ1戦ずつ馬がよくなっているので、今後が楽しみですね。直線ではさすがに重賞レースなので、後ろから来るんじゃないかと思いましたし、けっこうなペースでいったので、最後、心配はしましたが、大した馬ですね。(フェブラリーSの)トライアルを快勝しましたし、(今後の動向は)まだ分からないですけど、期待は膨らみますね」

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  • インティ
  • (牡5、栗東・野中厩舎)
  • 父:ケイムホーム
  • 母:キティ
  • 母父:Northern Afleet
  • 通算成績:7戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 19年東海S(G2)

インティ
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