【中山記念】連覇へ視界良しウインブライト「晩成型の馬がようやくしっかりしてきた」

ウインブライト

中山記念へ向けて調整されるウインブライト(内)

20日、中山記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、中山金杯1着のウインブライト(牡5、美浦・畠山吉厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F85.0-69.2-53.7-39.0-12.8秒をマークした。

【畠山吉宏調教師のコメント】
「前走は馬の仕上がりが良かったですし、ジョッキーも上手く流れに合わせた乗り方をしてくれました。結果を出してくれて良かったです。前走後も在厩調整で進めていて、金杯のときもそうでしたがこの中間も攻め馬を積みながら体が大きくなってきています。晩成型の馬がようやくしっかりしてきましたね。今年はメンバーが揃いましたが、去年も勝っているように相性の良い舞台ですし十分チャンスはあると思っています」

【松岡正海騎手のコメント】
「1週前追い切りもしっかりやっていますし、最終追い切りも時計を出せば出せる状態でしたが調整程度で十分でした。万全の態勢ですし、金杯の頃より馬も良くなっています。力が付いて腰もしっかりして、完成の域に近づいてきました。去年このレースを勝ったときと比べても、馬が成長していますね。ちょうど状態が良いときに中山で使っていることが多いこともあって良績が出ていますが、回りの左右差は特に関係はありません。

前走は2、3番手辺りからになるかと思っていましたが、流れに合わせて競馬をしました。前からでも後ろからでも競馬ができるように馬に教えてきていますし、こちらの指示をしっかり待てます。今回も前めに行く予定ですが、休み明けでかかりそうな相手もいますし前走同様に流れを見ながら乗ろうと思っています。今年はメンバーが強いですけど、この馬も良くなっているので期待しています」