【ヴィクトリアM】坂路自己ベスト ラッキーライラック松永幹師「何とか今年はという気持ち」

ラッキーライラック

ヴィクトリアMに向けて調整されるラッキーライラック

8日、ヴィクトリアM(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、阪神牝馬S8着のラッキーライラック(牝4、栗東・松永幹厩舎)は、助手を背に坂路で追われ、4F50.7-37.1-24.3-12.3秒をマークした。追い切り後に行われた共同会見での松永幹夫調教師のコメントは以下のとおり。

【松永幹夫調教師のコメント】

「(今日の坂路での追い切りいかがでしたか)結構時計も良かったし、動きも良かったので、順調かなと思います。

(併せ馬で最後は離しました)やれば動く馬なのでね。ああいう形を想像していました。

(数字に出てくるところ以外に感じられる部分は)今日だけに限らず、普段の調教から凄くリラックスしていますし、いい状態で来ているかと思います。

(1週前と比べての変化は)特にないですけど、ある程度やっておこうということでやりました。

(最終追いは好時計)いい意味でずっと変わりなく来ているので、しっかりと調教を消化したという感じですね。前走だってやれば出ていたと思いますし、何とか今回巻き返したいというのがあるので(笑)。

(前走は残念な競馬)たくさんの方から支持を受けて、結果を出せなかったというのは凄く申し訳なかったと思いますけど、初めて包まれる形の競馬だったので、競馬をさせてもらえなかったのかと思いますね。

ラッキーライラック

ラッキーライラックを管理する松永幹夫調教師

(その中でも終いは伸びている)最後、ちょっと苦しかったのか、内にモタレながら伸びてきたのですが、着差もなかったので、力はあるなと思いましたね。

(モタれたのはレースに限って?)あのレースだけでしたね。

(今回については)特に気にはしていないですね。

(枠順に関しては)特にスタートが悪い馬ではないので、気にはしていませんが、この前は運がなかったですね。外の馬が行くのかなと思いきや、そんなに行かず、その馬の後ろに入ってしまい、どんどん、どんどん後手に回ったという形だったので。まぁ、それを含めて競馬だとは思いますが…。

(レース後のショックは)大丈夫です。

(今度は好走している東京に変わる)東京コースでも勝っていますし、巻き返したいです。

(そのためには何が必要)更に強い馬も出てきていますので、楽ではないと思いますが、自分の競馬をしっかりして、力を出し切ることかなと思います。

(自分の力を出せるコース形態)そうですね。直線も長いですしね。

(前走以上の期待)もちろん期待しています。

(巻き返しへの思いを改めて)ラッキーライラックもG1ホースですからね。昨年あまりいい結果が出てなかったので、何とか今年はという気持ちで結果を出したいと思います。

(メンバー構成を見て)いいメンバーだと思います。

(そのメンバーに対してストロングポイントは)比較はできないですが、いいスピードがある馬なので、結果を出したいですね。

(ファンへ意気込み、抱負を)前走というか、ここ1年ちょっと結果を出せていないので、牝馬限定戦という数少ないレースの中で、何とか結果を出せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

ラッキーライラック