【ヴィクトリアM】4年連続挑戦のレッツゴードンキ梅田師「いい状態で本番を迎えられそう」

レッツゴードンキ

G1獲りへ 坂路で調整されるレッツゴードンキ

8日、ヴィクトリアマイル(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

長年牝馬路線をリードし続けるレッツゴードンキ(牝7、栗東・梅田智厩舎)は坂路で調整され、4F53.2-37.8-24.4-12.1秒をマークした。管理する梅田智之調教師のコメントは、以下の通り。

【梅田智之調教師のコメント】
「(前走の高松宮記念を振り返って)デキに関しては自信持っていましたが、1200mのG1ということもあり激しいレースで、スムーズさを欠いたところはありました。高松宮記念は得意なレースでしたし、残念な気持ちです。状態をピークに持っていけるようスタッフもやっていましたし、状態も良かったので期待していました。全力投球だっただけに…。

(前走後の様子)4年連続で高松宮記念からヴィクトリアマイルというローテーションですが、今までは高松宮記念にピークを持っていって好勝負して、そこで完全燃焼したのか、マイルなのか、両方あるかもしれませんが、ヴィクトリアマイルは成績が落ちているので、そこは気がかりです。

(現在の状態について)高松宮記念をピークにしているので、そこと一緒くらい、平行線ですね。

(今日の追い切りについて)距離が1600mということで、一番大事なのは折り合いですから、多少年齢的にズブくはなっているとはいえ、今日は折り合いを重視した追い切りをしました。

(それでも好時計を出していますね)そうですね、先週岩田騎手に乗ってもらってある程度時計を出しているので、今日は折り合いだけ気をつけました。終いは馬なりです。息遣いもいいですし、リラックスしていました。いい状態で本番を迎えられそうです。

レッツゴードンキ

(今回のレースについて)意外性のあることをするジョッキーですし、僕としては逃げても、後ろからでも、馬の気分を損ねない競馬をしてほしいと思います。東京のマイルですから、枠順はどこでもいいです。

(東京コースについて)2歳の時にアルテミスS2着はありますが、今までこのレースの成績が成績ですし、そういう意味では気軽に臨めます。前走がピークだっただけに、お釣りがどれだけあるかですね。肉体的に丈夫ですし、精神的に気性が萎えないので、牝馬限定G1でうまく噛み合って上位に来て欲しいと思います。追い切りの後は今でも気の強さを見せますし、これが競馬に繋がっていると思います。

(抱負について)このレースは結果は出ていませんが、今年もチャレンジできますし、チャレンジするということはそれだけ馬が強いということですし、なんとか上位に来られればと思います」