【京王杯SC】馬場の真ん中を突き破ってタワーオブロンドンが重賞3勝目!

タワーオブロンドン

5月11日(土)、2回東京7日目11Rで第64回京王杯スプリングC(G2)(芝1400m)が行なわれ、D.レーン騎手騎乗の1番人気・タワーオブロンドン(牡4、美浦・藤沢和厩舎)が道中中団でレースを運ぶと、直線で馬場の真ん中からグイグイ伸びて前を捉えて優勝した。勝ちタイムは1:19.4(良)のレコードタイム。

2着には3/4馬身差で6番人気・リナーテ(牝5、栗東・須貝尚厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・ロジクライ(牡6、栗東・須貝尚厩舎)が続いて入線した。

勝ったタワーオブロンドンは父レイヴンズパス、母スノーパイン、母の父ダラカニ、いとこに皐月賞馬ディーマジェスティがいる血統。17年7月の札幌で新馬勝ちすると、これまで京王杯2歳S、アーリントンCを制し、朝日杯FSでも3着となっている。前走の東京新聞杯は5着だったものの、休み明けの1戦をキッチリとモノにした。

馬主はゴドルフィン、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社

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1着 タワーオブロンドン(D.レーン騎手)
「道中は折り合って、最後も良い脚を使ってくれました。良いレースができたと思います。今日の強さなら、G1でも十分戦えると思います」

2着 リナーテ(武豊騎手)
「牡馬相手の重賞でよく頑張ってくれました。今日はポジションを取って競馬をしましたが、最後もよく伸びてくれました」

3着 ロジクライ(戸崎圭太騎手)
「早めに外へ出したかったですけど、スムーズにいきませんでした。直線では進路があいてジリジリ脚を使ってくれましたし、渋太い感じがしました」

4着 トゥザクラウン(福永祐一騎手)
「ブリンカーを外したせいか馬がリラックスしていましたし、逆に促していかないといけないくらいでした。良い形になったので後続を待たずに動いていきましたが、思ったより後ろを離せませんでした。先頭に立つと頭が上がりますし、難しいところがあります。それでも重賞でレコード決着のなか、最後までよく粘ってくれましたね」

5着 キャナルストリート(石橋脩騎手)
「競馬が上手ですし、言うことがありません。4着馬を壁にして運んで、外に出してから仕掛けたときも手応え通りにグッと反応してくれました。よく頑張ってくれました」

6着 リライアブルエース(坂井瑠星騎手)
「最内枠を生かしてロスのない競馬をしました。終いも脚を使ってくれましたし、左回りもこなしてくれましたが、今日は何よりも馬の具合が良かったですね」

7着 スマートオーディン(池添謙一騎手)
「後ろから行く馬なので、ハマるかハマらないかだけですね。調教で乗って、レースではかかると聞いていましたが、道中はリラックスして走れていました。道中の折り合いや直線の伸び具合も把握できたので、この経験を本番に生かしたいです」

8着同着 ドーヴァー(三浦皇成騎手)
「ゲートを出てから若干狭くなりましたが、勝ち馬の後ろから運べました。仕掛けどころで離されましたが、また盛り返して最後までしっかり走ってくれました」

8着同着 ストーミーシー(大野拓弥騎手)
「終いは脚を使っていますし、時計が速い決着のなかそれほど差もなく、よく頑張ってくれました」

  • タワーオブロンドン
  • (牡4、美浦・藤沢和厩舎)
  • 父:Raven’s Pass
  • 母:スノーパイン
  • 母父:Dalakhani
  • 通算成績:10戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 19年京王杯SC(G2)
  • 18年アーリントン(G3)
  • 17年京王杯2歳S(G2)

タワーオブロンドン
タワーオブロンドン

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