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17年AJCC勝ち馬タンタアレグリアが故障、予後不良に
2019/7/3(水)

2017年のアメリカJCC(G2)を制したタンタアレグリア(牡7、美浦・国枝厩舎)は、今日7月3日の朝、調教中に故障を発生。左第1趾関節開放性脱臼と診断され、予後不良となった。
南ウッドコースの閉鎖に伴い、この日は美浦北馬場のダートコースで調整。ゴールを過ぎて1Fぐらいのところでトモを落とし、騎乗者が下馬。検査の結果、左後肢の管骨部分にあたる第3中足骨、および同じく左後肢の繋部分にあたる第1趾骨を共に粉砕骨折していることが判明した。
タンタアレグリアは父ゼンノロブロイ、母はチリG1アルトゥロ.L.ペニャ賞勝ち馬のタンタスエルテ、姉は紫苑SやアネモネSを勝ったパララサルーという血統。
14年夏に福島でデビューすると3戦目で勝ち上がり、3歳時は青葉賞(G2)を制して日本ダービーにも駒を進めた。菊花賞や天皇賞・春といった長距離G1でも4着と善戦するなど高い素質を秘めていたものの、繰り返し故障に見舞われ順調さを欠く時期もあった。
迎えた17年のアメリカJCC(G2)では約8ヶ月半ぶりということで単勝7番人気の支持にとどまったが、道中ポジションを上げていくと直線で抜け出し、見事初重賞制覇を果たしていた。
その年の秋のオールカマー3着の後は休養に入り、態勢が整ったことで帰厩。8月3日の札幌日経オープンを約1年10ヶ月ぶりの実戦復帰の目標として美浦トレセンで調整。近日中に札幌競馬場へ移動する予定だった。


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