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【クイーンC】前走と人気だけ見ればバッチリ!? 過去2戦2勝の"鉄板級"の馬とは
2020/2/13(木)

近年、クイーンカップ(G3)から後のG1馬が毎年のように誕生。以前と比べてレースレベルが格段に上昇し、今後に向けて重賞な一戦となってきた。
▼クイーンCで好走したG1馬
19年 1着 クロノジェネシス(秋華賞)
17年 2着 アエロリット(NHKマイルC)
16年 1着 メジャーエンブレム(NHKマイルC)
15年 2着 ミッキークイーン(オークス、秋華賞)
4頭の共通点はノーザンファーム生産馬であること。そのうち3頭は馬主がサンデーレーシングだった。ただ今年も有力どころはノーザンファーム生産馬ばかり。これでは馬券対象を絞ることができない。
そこで注目したいのが前走の距離。『芝2000mで勝っていた上位人気馬』は過去10年で2戦2勝なのだ。
▼前走芝2000mで勝っていた1~3番人気馬
17年 1着 アドマイヤミヤビ(1人気)前走東京芝2000m 1着
13年 1着 ヴィルシーナ (2人気)前走阪神芝2000m 1着
NHKマイルC、ヴィクトリアマイル、安田記念が行われる東京芝1600mは向正面の奥からスタートし、250m地点までは緩やかな下りが続く。3コーナーまでは550mほどありポジション争いはさほど激しくならず、芝2000mからの距離短縮でもペースの違いに戸惑うことは少ない。広く直線の長い東京コースは強い馬が能力をフルに発揮できる舞台だけに、大レースで圧倒的な成績を残すノーザンF生産馬にとって絶好の稼ぎどころと言える。
今年の該当しそうな馬は、前走東京芝2000mの百日草特別を勝ったホウオウピースフル。結果を残して出世街道を歩むか注目したい。
ホウオウピースフル(大竹正博調教師)
「この中間は体が増えていますが、この馬にとって良いことです。増えたのは成長分ですし、見た目にも全体的にひと回り大きくなって逞しくなりました。1週前追い切りの動きも活気がありましたし、最終追い切りの動きも良かったです。
この馬は気性の激しさがストロングポイントでありウィークポイントでもあるので、レース当日のテンションがカギになると思います。前走は少頭数でモマれない競馬でしたが、今回は重賞で頭数も増えるのでこの馬のポテンシャルを生かせるような精神状態に持っていきたいと思います。前走は2000で勝ちましたが、気性的にはマイルの方が良さそうです」
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