【金鯱賞】意外と知られていない!? 隠れ中京巧者が波乱を巻き起こす!

上位を狙うサトノソルタス

上位を狙うサトノソルタス


G1を2勝しているサートゥルナーリア、現在5連勝中のロードマイウェイが出走する金鯱賞(G2、中京芝2000m)。ローカル開催の中京にルメール騎手、川田騎手が参戦とあって上位人気に支持されるのは間違いありません。

どちらも中京芝2000mで優秀な成績を残していますが、ここで注目したいのは藤岡康騎手。リーディング上位騎手に混じって複勝率トップ5に名を連ねているんです。

▼中京芝2000m複勝率トップ5(過去5年)
1位 Cルメール[ 5- 8- 6-12]61.3%
2位 川田   [11-13- 7-21]59.6%
3位 Mデムーロ[16- 9- 7-33]49.2%
4位 福永   [11- 9- 6-38]40.6%
5位 藤岡康  [ 9-15- 6-49]38.0%
※騎乗回数30回以上

藤岡康騎手はローカル開催時の中京で有力馬に数多く騎乗していることもあり、芝2000mでは3回に1回以上も馬券に絡んでいます!重賞レース時だけスポット参戦するリーディング上位騎手とは違い、いわば中京は"庭"のような場所なのです。

2017年の愛知杯(G3、中京芝2000m)では6番人気クインズミラーグロに騎乗して3着に粘り込み、3連単12万馬券の片棒を担いでいます。今回が初騎乗となるサトノソルタスも同程度の人気が予想されるだけに、藤岡康騎手から目が離せません!

【サトノソルタス 森調教助手】
「前走後は放牧に出しました。1週前追い切りではいくらか重さがありましたが、最終追い切りは休み明けとしては良い動きでしたし力を出せる状態に仕上がったと思います。前走はブリンカーを着けた効果もあって、最後までしっかり走れていました。直線で窮屈になって脚を余す感じになりましたが、それがなければもう少し際どかったかと思います。G2でメンバーも更に強くなりますが、通用していいと思っています」