【菊花賞】「長距離戦は騎手で買え」!武豊&ルメールを超える『芝3000mマスター』が一発を狙う伏兵

和田騎手と共に京都新聞杯も制しているディープボンド

和田騎手と共に京都新聞杯も制しているディープボンド


「長距離戦は騎手で買え」。

競馬界の有名な格言があります。距離が長ければ長いほど、道中の折り合いやコース取り、仕掛けのタイミングなど騎手の技量が問われると言われます。

菊花賞(G1)の『芝3000m』で好成績をマークしている騎手をピックアップ。すると意外な名前が急浮上しました!

▼芝3000mの騎手別成績(過去10年)
1位 岩田康 [5-3-1-16]複勝率36.0%
2位 和田竜 [4-0-2-14]複勝率30.0%
3位 福永 [3-5-0-14]複勝率36.4%
4位 武豊 [3-3-5-14]複勝率44.0%
5位 ルメール[3-0-1- 3]複勝率57.1%

注目は1位の『岩田康騎手』と、2位の『和田竜騎手』でしょう。

断然人気コントレイルに乗る3位の福永騎手。4位の武豊騎手や5位ルメール騎手を差し置いて、レース数の少ない芝3000mで岩田康騎手は5勝、和田竜騎手は4勝をマークしています。

岩田康騎手は、芝3000mの阪神大賞典(G2)を過去10年で4勝。今年もユーキャンスマイル(2人気)を勝利に導きました。

和田竜騎手も2019年に菊花賞と同舞台の万葉Sをヴォージュ(5人気)で逃げ切り。当時単勝1倍台の断然人気に支持されたユーキャンスマイルを相手に大金星を挙げています。

今年の菊花賞で岩田康騎手は、急遽ヴァルコスでの参戦が決定(当初騎乗を予定していた三浦騎手が急性虫垂炎のため乗り代わり)。和田竜騎手は京都新聞杯(G2)1着などコース実績のディープボンドに騎乗します。

どちらも穴馬として狙ってみる価値はありそうです!