【有馬記念】今年もいたぞ!5年続けて好走中『馬券になる条件』に該当する伏兵

エリザベス女王杯を勝って勢いに乗るアカイイト

エリザベス女王杯を勝って勢いに乗るアカイイト


有馬記念(G1、中山芝2500m)には、競馬歴の長いファンでも気づいていない『馬券になる条件』があります。

論より証拠。昨年は『19年は1~3着独占!意外と知られてない「馬券になる条件」を満たした1頭とは!?』の記事で紹介した、1着クロノジェネシス、3着フィエールマンの2頭が馬券に絡みました!

これはスゴいですよ?『東京競馬場のG1競走を勝っていないG1馬』を狙うだけ。現在5年続けて好走中で、馬券対象馬15頭のうち9頭が該当します。

▼東京G1未勝利の好走馬(過去5年)
20年
1着 クロノジェネシス(1人気)
3着 フィエールマン(2人気)

19年
1着 リスグラシュー(2人気)
2着 サートゥルナーリア(3人気)
3着 ワールドプレミア(4人気)

18年
1着 ブラストワンピース(3人気)

17年
2着 クイーンズリング(8人気)

16年
1着 サトノダイヤモンド(1人気)
3着 ゴールドアクター(2人気)

昨年の記事でも紹介したとおり、有馬記念の舞台となる中山芝2500mは直線が短い小回りコース。好走するには瞬発力勝負になりやすい東京とは真逆の適性が必要で、持久力と器用さが求められます。

今年の有馬記念で2強を形成する昨年の覇者クロノジェネシスは東京G1未勝利。対してエフフォーリアは中山で皐月賞を勝っているものの、前走東京で天皇賞・秋を制しているのが気になるところ。

また上位人気馬だけでなく、2017年2着クイーンズリング(16年エリザベス女王杯)のような穴馬が激走しているのも注目でしょう。

今年はアカイイト(21年エリザベス女王杯)、キセキ(17年菊花賞)、タイトルホルダー(21年菊花賞)、ペルシアンナイト(17年マイルCS)も東京G1を勝っていないG1馬に該当。

このなかでは中山と同じくゴール前で坂があり、直線の短い阪神内回りコースでG1勝利経験があるアカイイトタイトルホルダーの2頭は馬券を押さえておいて損はありません!(コース適性分析班・大宮)