【ダービー卿CT】荒れるけどカンタン!?高確率で馬券になる「激アツデータ」に該当した伏兵

現在2連勝中で昇級戦となるリフレイム

現在2連勝中で昇級戦となるリフレイム


ダービー卿チャレンジトロフィー(G3、芝1600m)は過去10年で、1番人気馬は僅か1勝のみ。

2016年から現在6連敗中で、昨年はダービー卿CTと同舞台の中山芝1600m重賞で何度も好走歴があるスマイルカナですら14着に大敗。ハンデ戦らしくひと筋縄では行かないレースとなっています。

どうしても、「ハンデ戦=難しい」と思ってしまいがちですが、ダービー卿CTはとてもカンタンに好走馬を絞り込めるポイントがあるんです!

先週の日経賞では鉄板候補と穴馬候補が同時に出現!?高確率で好走する「黄金データ」に当てはまる2頭の記事で推奨した鉄板候補のタイトルホルダーがデータ通りに快勝。今週もそれに匹敵するレベルの「激アツデータ」ですよ!

ズバリ注目すべきポイントは「前走クラス別成績」です!

▼前走クラス別成績(過去5年)
3勝 [3- 1- 0- 4]複勝率50.0%
オープン [1- 1- 2-27]複勝率12.9%
G3 [1- 2- 3-24]複勝率20.0%
G2 [0- 1- 0- 8]複勝率11.1%
G1 [0- 0- 0- 1]複勝率 0.0%

過去5年、前走「3勝クラス組」の昇級馬が8頭しか出走していないにも関わらず3勝。複勝率も50.0%とかなりの好成績をおさめています。

ハンデ重賞はハンデキャッパーによって、出走各馬の実績を考慮して、理論上は各馬が等しい勝利機会になるように負担重量が定められています。

つまり実績上位馬と、昇級馬の実力差がほとんど無い状態が設けられるワケです。勢い、調子でいえば昇級馬のほうが上と捉えることもできますから「前走3勝クラス」からの昇級馬の好走が目立っているのでしょう。

今年の出走馬の中で「前走3勝クラス」だった馬は、インテンスライトリフレイムの2頭のみ。

さらにデータを詳しく調べると「出走数10戦以下」だった馬は[2-1-0-1]複勝率75.0%まで上昇!

▼前走「3勝クラス」組で「出走数10戦以下」の馬(過去5年)
21年1着テルツェット(3人気)
→前走節分S 1着(出走数6戦)

19年1着フィアーノロマーノ(2人気)
→前走ファイナルS 1着(出走数10戦)

17年2着キャンベルジュニア(1人気)
→前走幕張S 1着(出走数10戦)

「出走数10戦以下」と少ないキャリアで重賞クラスまで昇級…すなわち、それ相応の実力が伴っている証拠といえます。

リフレイムは「前走3勝クラス」組で「出走数10戦」とまだ底を見せていません。現在2連勝中で2戦ともに着差以上に強い勝ちっぷりを披露し、重賞クラスまで勝ち上がってきています。今回は実績馬相手よりハンデの恩恵も受けられるため、好勝負が期待できる1頭といえそうです!