【シリウスS】昨年も2着馬をズバリ推奨!阪神時代から続く「不変の法則」に合致した穴馬2頭

20年3着の実績があるエイコーン

20年3着の実績があるエイコーン


今年も中京ダ1900mで行われるシリウスステークス(G3)。本来は阪神ダ2000mで開催されていた重賞ですが、実は阪神開催時から続く「不変の法則」があることは、意外と知られていません。

注目すべきは、好走馬の「脚質」です。

一般的に「先行有利」とされるダート戦でありながら、シリウスSでは…

とにかく「差し・追い込み馬」が馬券に絡んでいるんです!

昨年は『中京開催でも不変!「絶好ポジション」から突き抜ける可能性を秘める穴馬』でも紹介したウェスタールンドが4角15番手から追い込み、2着。おととしも4コーナー8番手で回ったカフェファラオが1着、9番手で回ったエイコーンが3着。

阪神開催時も含めると、特に「4コーナー5~9番手」で回った馬が高頻度で馬券になっていることが分かります!

▼「4コーナー5~9番手」で回った好走馬(過去10年)
12年1着 ナイスミーチュー・・・6番手(2人気)
12年3着 グレープブランデー・・8番手(1人気)
14年3着 トウシンイーグル・・・8番手(7人気)
15年1着 アウォーディー・・・・5番手(3人気)
17年1着 メイショウスミトモ・・7番手(11人気)
18年1着 オメガパフューム・・・6番手(2人気)
19年2着 アングライフェン・・・5番手(7人気)
20年1着 カフェファラオ・・・・8番手(1人気)
20年3着 エイコーン・・・・・・9番手(9人気)

シリウスSは「ハンデ戦」である点がカギ。力量差を斤量で補われており、特に斤量の軽い馬は積極的に先行することが多くなります。

するとペースが速くなり、阪神・中京ともに「直線の坂」があることから、先行馬は失速。ダート重賞ながら差し・追い込み馬の出番が増える、というワケです。

また、一般的に「穴馬は先行馬から」が競馬のセオリーとされていますが、前述の好走馬を見る限り、シリウスSでは「人気薄の差し・追い込み馬」が狙える"レアな"重賞であることが読み取れます。

人気薄で激走していたのは、意外にも「前走で末脚不発」だった馬。

トウシンイーグル、メイショウスミトモ、アングライフェン、エイコーンは前走で「4~9着」に敗れており、人気を落としたタイミングでの巻き返しでした。

今年の出走馬でこの条件に該当しているのは、エイコーンハセドンの2頭。

エイコーンは20年に3着の実績がありながら、近走不振で人気は急落。得意コースで一発も期待できそうです。

ハセドンはユニコーンSで8着も、メンバー2位の上がりをマークしているように、しっかり脚は使っていました。中京での勝ち星もあり、巻き返しも十分にありそうです!