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【秋華賞】ハイペース確定!? レース展開とコースの特性から浮上した「絶好ポジション」がコレだ!
2022/10/16(日)
前走ローズS1着アートハウス
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!
今週は秋華賞(G1、阪神芝2000m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
- ①明確な逃げ馬がハイペースを作る
- ②良馬場の内回りコースなら先行有利
開催2週目の良馬場なら内回りコースの定石通り前目・内目を走れることが理想的です。そこからペースに応じて仕掛けのタイミングを合わせられるかが重要となります。
まず揉まれずに逃げたい③タガノフィナーレが行きます。⑭ブライトオンベイスや⑮サウンドビバーチェもこれに続きます。前はハイペースで引っ張るでしょう。
これに続くのが⑦スタニングローズや⑩アートハウス。前々の競馬で結果を残してきた実績馬はこれまで通り自分のポジションで流れに乗ります。ハイペースに巻き込まれないように注意が必要です。
⑦スタニングローズは春まではフラつくところがあり素質だけで走っている印象でしたが、前走はバランスのいい走りで安定感が出てきました。⑩アートハウスはひと叩きして更に切れ味が出てきました。ペース判断に長けている川田騎手なら堅実に乗るでしょう。
1コーナー入口
③↑↑
⑮⑭↑
⑦⑤①↑
⑫⑩④↑
⑬⑨ ↑
↑
⑪②↑
⑧⑥↑
⑯ ↑
⑨スターズオンアースは中団で構えていくようなイメージを持たれているかもしれませんが、ルメール騎手なら内回りコースを意識してライバル馬を近くに見ながら乗るはず。
やはり2冠を獲っているように能力は突出しています。この中間はスピード感が増してしっかり成長しています。オークスのように力任せで捻じ伏せる乗り方をするのでは。
⑬エリカヴィータは春と比べて動きがかなり良くなっている1頭。自在性もあるので福永騎手の思い通りに運べそう。
直線入口
③↑⑦⑮①↑
⑨⑩ ⑤↑
⑬⑫ ↑
② ↑
⑪⑧⑥ ↑
⑯ ⑭↑
④↑
後方グループは流れが向いた時に3着争いできるかどうかでしょう。前の馬が1頭でも多く力尽きてくれることを期待するしかありません。
⑧ナミュールはスタートがカギになります。上手く出てスムーズに流れに乗ることができれば脚も溜まるでしょうからメンバー屈指の切れ味で飛び込んでくる可能性も十分あります。
最後は一足先に抜け出す⑦スタニングローズを目掛けて⑩アートハウスと⑨スターズオンアースが猛追する形が大まかなイメージです。タフなコースでの追い比べは迫力満点でしょう。
(元JRA騎手)
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