【阪神ジュベナイルF】前走の負けは実力じゃない!人気落ちの瞬間を狙いたい1頭

新馬戦で驚異的な末脚を披露したリバティアイランド

新馬戦で驚異的な末脚を披露したリバティアイランド


人気落ちの瞬間を狙え!

人気落ちの瞬間を狙え!元JRA騎手で解説者も務めた谷中公一さんが、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1、阪神芝1600m)で「前走不完全燃焼で負けた馬」を中心に狙い馬をチョイス。

先週のチャンピオンズカップはクラウンプライドを指名。巻き返しが期待できる1頭を紹介します!

【連軸候補リベンジャー】 リバティアイランド(前走アルテミスS 1番人気2着)

単勝1.4倍と断然の支持を集めた前走は、最後の直線でなかなか進路が開かず追い出しを待っているうちに、勝ち馬ラヴェルに抜け出されてしまった。ただゴール前でラヴェルに迫る脚はさすがだったね。新潟の新馬戦でマークした上がり31.4秒は二度見するほどビックリしたし、ケタ違いの切れ味を持っているのは間違いない。

川田騎手もコロナ感染で香港遠征は取り止めとなってしまったが、リバティアイランドには乗れるようでホッとした。G1を勝って人馬ともにスッキリしてもらいましょう!

【穴候補リベンジャー】 アロマデローサ(前走ファンタジーS 1番人気10着)

前走はレースを見る限り2連勝したときとは違い、何というか「らしさ」の見られない内容だった。道中の行きっぷりももうひとつで、不利が無かったとしても勝ち切るまではどうかという感じ。あれが実力ではないだろうし、厩舎サイドがどう立て直してくるかに注目したいね。

マイルに延びても折り合いは問題無さそうだけど、勝ったときの行きっぷりが良かった。そのあたりはミシュリフの主戦イーガン騎手の手綱捌きに期待だね。

(元JRA騎手)