【オークス】異次元の圧勝!桜の女王リバティアイランドが衝撃的Vで三冠にリーチ!

オークスを圧勝し2冠を達成したリバティアイランド

オークスを圧勝し2冠を達成したリバティアイランド

5月21日(日)、2回東京10日目11Rで第84回優駿牝馬(G1)(芝2400m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の1番人気・リバティアイランド(牝3、栗東・中内田厩舎)がスタートを決めると、道中6番手を追走。直線を向くと楽な手応えで前を捉え、残り200mから後続を突き放して楽勝した。勝ちタイムは2:23.1(良)。

2着には6馬身差で2番人気・ハーパー(牝3、栗東・友道厩舎)、3着にはクビ差で15番人気・ドゥーラ(牝3、栗東・高橋康厩舎)が続いて入線した。

勝ったリバティアイランドは昨年の阪神JF、今年の桜花賞に続いてG1・3勝目。異次元の勝ち方だった桜花賞に続いて、再び大きな衝撃を与える勝ち方を見せ、デアリングタクト以来の牝馬三冠にリーチをかけた。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

  • リバティアイランド
  • (牝3、栗東・中内田厩舎)
  • 父:ドゥラメンテ
  • 母:ヤンキーローズ
  • 母父:All American
  • 通算成績:5戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 23年オークス(G1)
  • 23年桜花賞(G1)
  • 22年阪神JF(G1)


1着 リバティアイランド 川田騎手
「この馬らしく走れてホッとしています。桜花賞を使い東京輸送もあり、いつもよりテンションが上がり気味の競馬前でした。道中も少し力み気味で、初の2400mでしたし、その辺りもケアしながら道中は乗りました。とても良い動きができていたので、今後の戦いの為にも少ししっかり動かして、準備をしたつもりです。

ゲートが切れるまでの2秒程(歓声を)待っていただき、有難うございました。これからもこの2秒を我慢して頂いて、本当に競馬が無事に施行される可能性が高くなりますので、宜しくお願い致します。

リバティ自身、とても素晴らしい走りで皆様の期待に応えて2冠馬となってくれました。皆さんの目の前でこの馬らしい走りができる様に準備をしていきたいと思います。この先も無事に競馬場に連れてきますので、この馬を楽しみに待っていて下さい」

2着 ハーパー ルメール騎手
「終始冷静に走ってくれました。3、4コーナーの手ごたえはあまり良くありませんでしたが、リバティアイランドの後ろというベストポジションを取れました。直線もリバティアイランドについていきましたが、坂を上ってからは力が違いました。

ハーパー自身は頭が高く、まだ成長途上です。秋になったら成長して重賞戦線で良い結果を出せると思います。ハーツクライの子どもということで、スタミナはありますね」

3着ドゥーラ 斎藤新騎手
「調教から具合の良さを感じていました。最初からこれぐらいの距離が合っていると思っていました。あとはこの馬自身の気持ちが向いてくれれば、このメンバーでもやれると思っていました。直線で良い脚をみせてくれて、次に繋がるレースをすることができました」

4着 ラヴェル 坂井騎手
「返し馬から今まで乗った中で最も雰囲気が良かったです。レースでも折り合いがつきましたし、現状の力は出してくれました。今日は勝ちにいった分の4着ですね」

7着 コナコースト レーン騎手
「スタートしてすぐ隣の馬とぶつかってしまいました。その影響で後方からになってしまい、レースになかなか参加することができませんでした。それでも7着に来ているので、力はあります。まだ若さはありますが成長すればさらに良くなるでしょう」

11着 ゴールデンハインド 菅原明良騎手
「ハナにこだわっていたわけではなく、結果的に良いポジションにはまることができました。ただ前に馬がいるとハミが抜けて、フワフワしていました。多少無理をしてもハナヘ行った方が良いタイプかもしれません」

リバティアイランド
リバティアイランド

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