【札幌記念】今年は1頭だけ!「サマー2000シリーズ最新トレンド」に合致した逆転候補

札幌記念でも好走歴があるウインマリリン

札幌記念でも好走歴があるウインマリリン

競馬界に数ある格言の1つに「夏は牝馬を狙え」という言葉があります。

基本的に牡馬と比べて牝馬の方が暑さに強いと言われており、JRAが夏競馬の盛り上げるため距離別に優勝馬を競う「サマーシリーズ」でも牝馬が大活躍!

2020年マイル覇者トロワゼトワル、21年マイル覇者ロータスランド、22年スプリント覇者ナムラクレアと3年続けて牝馬が優勝しています。

しかし、夏競馬で活躍が目立つ牝馬にとって鬼門となっているのが「サマー2000シリーズ」。2006年からの創設17年間で牝馬の優勝馬は2011年イタリアンレッド1頭だけ。このカテゴリーにおいては牡馬の厚い壁を崩すことができていません。

ところが全国的な酷暑となっている今年の夏競馬では、例年どおりなら「牡馬>牝馬」の力関係であるはずのサマー2000シリーズで牝馬が躍動!?

第1戦の七夕賞で2着ククナ(9人気)、3着ホウオウエミーズ(13人気)の爆穴牝馬2頭が馬券に絡んだのを筆頭に、第2戦の函館記念ではルビーカサブランカ(4人気)が2着に好走!

先週行われた第3戦の小倉記念でもゴールドエクリプス(2人気)が3着に入るなど、サマー2000シリーズに出走した牝馬8頭のうち、半数の4頭が馬券に絡んでいるのをご存知でしたか?

▼23年サマー2000シリーズ牝馬成績
[0-2-2-4]連対率25% 複勝率50%

第1戦 七夕賞(G3、福島芝2000m)
2着 ククナ(9人気)
3着 ホウオウエミーズ(13人気)

第2戦 函館記念(G3、函館芝2000m)
2着 ルビーカサブランカ(4人気)

第3戦 小倉記念(G3、小倉芝2000m)
3着 ゴールドエクリプス(2人気)

今夏は本州と比べて涼しいはずの北海道でも、連日30度超えの猛暑続き。サマー2000シリーズ第4戦、札幌記念(G2、札幌芝2000m)でも牝馬が激走する可能性大でしょう!

ここで夏競馬も毎週馬券と格闘されているファンなら、「サマー2000シリーズで牝馬が活躍しているのは分かったけど、ハンデ戦の1~3戦と定量戦の札幌記念を同列に扱うのはどうなのか?」と思われた方も少なくないでしょう。

ご安心ください。定量戦で行われるようになった2006年以降の札幌記念でも牝馬が激アツ!

聞いて驚かないでください。函館で行われた2013年を除く16年間で35頭の出走ながら、[5-3-5-27]複勝率37.1%のハイアベレージ!

直近でも2020年1着ノームコア(2人気)、同年3着ラッキーライラック(1人気)。21年1着ソダシ(2人気)、同年2着ラヴズオンリーユー(1人気)、22年3着ウインマリリン(5人気)と1~3着馬9頭のうち半数を超える5頭を牝馬が占めています。

▼牝馬の札幌記念成績(過去16年)
[5-3-5-27]複勝率37.1%
※函館開催の2013年を除く

もちろん何も考えず牝馬を買うのはご法度。札幌記念1~3着牝馬13頭の10頭が「G1馬」。

またG1勝ちが無かった2006年2着レクレドール(9人気)、12年1着フミノイマージン(4人気)、22年3着ウインマリリン(5人気)には、「重賞(牝馬限定を含む)を2勝以上」という共通点がありました。

そして今年出走する牝馬3頭で、上記で紹介した厳しい激走条件を満たしたのは22年3着ウインマリリン1頭だけ。

21年日経賞、21年オールカマーなど牡馬混合を含む重賞4勝。昨年暮れには香港ヴァーズを制して国際G1馬となっており、例年と比べて暑さの厳しい今夏の札幌記念で狙うには打ってつけの強豪牝馬です!