【小倉2歳S】二桁人気も拾える「激走馬の共通点」を発見!今年も侮れない穴候補が浮上

ダートで勝ち上がったことで妙味あるメイプルギャング

ダートで勝ち上がったことで妙味あるメイプルギャング

小倉2歳ステークス(G3、小倉芝1200m)は昨年、「4→9→11人気」の順で決まり、馬連万馬券の好配当が出ました。

波乱度の高い小倉芝1200m重賞とあって、今年も穴候補が気になるところですよね。過去に人気薄で好走した馬の傾向をチェックして「狙うべき穴馬」を探っていきましょう。

今回注目すべきポイントは「中間の調教・調整過程」です。

小倉2歳Sで穴を空けた馬の多くは「前走からの中間調整で自己ベストタイム」をマークしており、暑い夏場でも、前走比で一段強い負荷を掛けられていました!

▼中間自己ベストをマーク→人気薄で激走した主な馬
14年1着 オーミアリス(15人気)
→1週前に栗東Cウッドで4ハロン自己ベスト

18年3着 ミヤジシルフィード(9人気)
→1週前に栗東Cウッドで6ハロン自己ベスト

21年3着 アネゴハダ(8人気)
→1週前に栗東坂路で自己ベスト

22年3着 シルフィードレーヴ(11人気)
→当週に栗東坂路で自己ベスト

ココでは人気薄だけをピックアップしましたが、昨年の勝ち馬ロンドンタウンも当週の追い切りで栗東坂路の自己ベストタイムを更新、中間の攻め内容が強化されていました。

サラブレッドは暑さに弱いとされており、近年は酷暑に次ぐ酷暑で各種の暑熱対策が施されています。そんな中でも「中間の調教で自己ベスト更新=状態のいい証」と考えられます。

今年の出走馬で、中間調整において「自己ベストタイム」をマークしているのは……

キャンシーエンゼル
→当週に栗東坂路で自己ベスト

ミルテンベルク
→1週前に栗東Cウッドで6ハロン自己ベスト

メイプルギャング
→当週に栗東坂路で自己ベスト

こちらの3頭になります。キャンシーエンゼル、ミルテンベルクは人気上位濃厚で期待大。一方、メイプルギャングはダートで勝ち上がった直後とあって、馬券妙味たっぷり。穴候補として覚えておきたい1頭です!