【マイルCS】淀に咲いた紅一点！ナミュールが鮮やかにG1初制覇

2023/11/19(日) 

【中山＆京都金杯】金杯は東西とも厩舎の「調整力」がカギに！

提供：重賞トレンドジャッジ

豪快な末脚で前をまとめて差し切ったナミュール

11月19日(日)、3回京都6日目11Rで第40回マイルチャンピオンＳ(G1)(芝1600m)が行なわれ、藤岡康太騎手騎乗の5番人気・ナミュール(牝4、栗東・高野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.5(良)。

2着にはクビ差で3番人気・ソウルラッシュ(牡5、栗東・池江寿厩舎)、3着には半馬身差で7番人気・ジャスティンカフェ(牡5、栗東・安田翔厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたシュネルマイスター(牡5、美浦・手塚厩舎)は7着に敗れた。

勝ったナミュールは半妹にラヴェル、叔母にマルシュロレーヌのいる血統。メンバー中では唯一の牝馬であったが、前走勝利した富士Sに続き鮮やかな切れ味を見せつけ牡馬を一蹴。2連勝で悲願のG1初制覇を果たした。また騎乗予定だったR.ムーア騎手が負傷したことで急遽手綱を取った藤岡康太騎手は、2009年NHKマイルCをジョーカプチーノで制して以来、これが約14年半ぶりのG1制覇。立派に代打の使命を果たし、人馬ともに喜ばしい勝利となった。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。

• ナミュール
• (牝4、栗東・高野厩舎)
• 父：ハービンジャー
• 母：サンブルエミューズ
• 母父：ダイワメジャー
• 通算成績：13戦5勝
• 重賞勝利：
• 23年マイルCS(G1)
• 23年富士S(G2)
• 22年チューリップ(G2)

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