【北海道SC】ミリオンディスクがレコードV、ラブミーチャンはダート初黒星

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10年6月17日(木)に門別競馬場で行われた交流重賞・第14回北海道スプリントC(JpnⅢ)(3歳上、1着賞金2500万円、ダート1200m)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気・ミリオンディスク(牡6、栗東・荒川厩舎)が、好位追走から、逃げたラブミーチャンをとらえ優勝。

勝ちタイムの1:09.6(稍重)は、昨年の11月にキリバスターが記録したコースレコードを1.8秒更新するレコードタイムとなった。

また、2着には差してきたC.ウィリアムズ騎手騎乗の3番人気・ガブリン(牡8、栗東・森厩舎)、3着にはスタートで後手を踏んで、道中も3頭で競り合って逃げる苦しい形になってしまったラブミーチャン(牝3、笠松・柳江仁厩舎)が入った。なお、ラブミーチャンはこの敗戦で、デビューから続いていたダートでの無敗記録が7でストップしている。

勝ったミリオンディスクは06年11月に2歳新馬戦でデビュー。デビュー戦直後に園田競馬に移籍して、連勝をあげ、再び中央復帰すると、その後は安定した成績を残し、昨年5月の栗東Sを制してオープン入り。
同年12月のカペラS(GⅢ)で重賞初制覇を収めると、今年はこれまでに5戦を消化。近3走の交流重賞ではスマートファルコン、スーニらの強敵に阻まれ3戦連続3着に終わっていた。

同馬は半弟に昨年のきさらぎ賞2着のリクエストソングがいる血統。馬主は社台レースホース。生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「百万枚のディスク」。


ミリオンディスク
(牡5、栗東・荒川厩舎)
父:アフリート
母:ハッピーリクエスト
母父:トニービン
通算成績:24戦9勝(うち地方6戦3勝)


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