【フラワーC】2ケタ人気で激走例あり!後の弥生賞3着馬に先着したオークス馬候補

フラワーCに挑む藤田晋氏の愛馬ゴーソーファー

フラワーCに挑む藤田晋氏の愛馬ゴーソーファー


G1までの出走間隔に余裕を持たせるため2025年は多くの前哨戦が1週前倒しとなるなか、昨年までと同じく2回中山最終週に行われるフラワーカップ(G3、中山芝1800m)

これは桜花賞までの日程が中2週と詰まっているため、出走馬の大多数がオークス(G1、東京芝2400m)を見すえていることと無関係では無いでしょう。

事実、直近5年を振り返ると1~3着馬15頭のうち11頭は、芝1800mを超える距離で好走歴がある馬ばかり。デビュー当初から高い中距離適性を示している馬が狙い目となります。


●24年
1着 ミアネーロ(2人気)
→中山芝1800m新馬戦1着

2着 ホーエリート(8人気)
→東京芝1800m未勝利戦1着

3着 カンティアーモ(1人気)
→新潟芝1800m新馬戦1着

●23年
1着 エミュー(2人気)
→デイジー賞(1勝中山芝1800m)1着など

●22年
3着 シンティレーション(3人気)
→若竹賞(1勝中山芝1800m)1着など

●21年
1着 ホウオウイクセル(5人気)
→福島芝1800m未勝利戦1着

2着 エンスージアズム(2人気)
→東京芝1800m未勝利戦1着

3着 ユーバーレーベン(1人気)
→札幌2歳S(G3札幌芝1800m)2着など

●20年
1着 アブレイズ(12人気)
→中山芝2000m新馬戦1着

2着 レッドルレーヴ(4人気)
→中山芝2000m未勝利戦1着

3着 シーズンズギフト(1人気)
→若竹賞(1勝中山芝1800m)1着など

また上記で紹介した好走馬11頭のうち6頭に、「中山芝1800~2000m戦で勝利経験」がありました。フラワーCはキャリアの浅い3歳牝馬の限定重賞。中山の芝中距離戦で結果を残している馬に一日の長がありそうです。

今年出走する中山芝1800~2000m戦で勝利経験のある馬で、要注目の存在がゴーソーファーでしょう。前走の中山芝2000m1勝クラスでは、次走で弥生賞3着となるアロヒアリイを直線豪快に差し切り。芝1800m~2000mでは2戦2勝と底を見せていないのも魅力です!