【しらさぎS】単勝が妙味!チェルヴィニアを負かせる可能性を秘めた「ワケアリ」の1頭

得意な阪神コースで重賞へ臨むデビットバローズ

得意な阪神コースで重賞へ臨むデビットバローズ


普段はメルマガで限定公開している「ワケアリ推奨馬」が攻略レポートに登場!

サマーマイルシリーズ第1戦、しらさぎステークス(G3、阪神芝1600m)で“ワケアリ敗戦”から巻き返しが期待できる逆襲ホースを紹介します。

6月22日(日) 阪神11R
しらさぎS
デビットバローズ(セ6)
松山弘平騎手・上村洋行厩舎

今回はあらゆる面で条件が好転するデビットバローズに注目!

順を追って狙える理由をご説明しましょう。1分43秒9のレコード決着となった前走のエプソムCは、1000m通過57秒3の超ハイペースを果敢に先行。1~8着まで差し追い込み馬が占める厳しい流れを、前に行った馬で最先着となる9着に踏み止まりました。

また本格化前の成績とはいえ、エプソムCと同舞台の23年むらさきS(3勝クラス)でも同様に前崩れの流れとなり15着に大敗。この結果から東京芝1800mが合っていなかった可能性が高く、コース適性や展開等を考慮すれば9着という着順も悲観する内容では無いでしょう。

今回は3歳以降[2-1-0-0]連対率100%を誇る阪神コース替わり。特に前々走の大阪城S(L、阪神芝1800m)では先行してラスト3ハロン33秒5の上がりで突き抜け、後続に2馬身半と決定的な差をつけました。

しらさぎSで同様の末脚を繰り出せると仮定すると、後方から差し切るには32秒~33秒前半の末脚が必要。これだと机上の計算では上がり最速33秒0を使ったことがあるチェルヴィニアといえど、直線だけで競馬で交わすのは至難の業と言えます。

前走の着順で人気を落とすようなら、まさに“ワケアリ”の妙味。得意の阪神コースで自分の形に持ち込めばG1馬相手でも勝ち負けを期待できる1頭で、馬券は思い切って単勝や馬単、3連単のアタマで狙っても面白いかもしれませんよ!