研究員三島・次走の狙い馬

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アスクデピュティ・吉田稔騎手(牝3、美浦・伊藤正厩舎)
7月21日 2回新潟3日目 3歳未勝利(芝2000m)

馬場は稍重だが、後方3頭目から1頭だけ次元の違う脚で馬群を縫うように突き抜けた。道悪の上手いフレンチデピュティ産駒だが、ただ単に馬場に恵まれたわけではない。
「返し馬から凄く良かったね。時計も優秀だし、能力そのものが高い。ええ、将来楽しみな1頭」と絶賛したほど。

なるほどペースはハイペース。前崩れの流れで嵌った感もあるが、それだけでは片づけられない強さ。本物だ。

ビュレットライナー・田中勝騎手(牡5、美浦・秋山厩舎)
7月21日 2回新潟3日目 3歳上500万下(芝1400m)

久しぶりの短距離戦でもハナを奪うスピードを見せたが、2ハロン目に10秒5のハイラップを刻み、5F57秒4のハイペースではバテるのも当たり前。おまけに大外枠だから余計厳しい競馬であったハズ。それでも4着と粘った内容は高く評価出来る。マイル~1800mに距離が延びれば、再度注目したい。

マリンフェスタ・中舘騎手(牝4、栗東・矢作厩舎)
7月22日 2回新潟4日目 疾風特別 3歳上1000万下(1000m)

今回は2ヶ月ぶりの実戦に加えて8キロ増。まだまだ良化を残す馬体。それでもハナを奪ったダッシュ力はさすがのものがある。
それもそのはず、今回は重賞2着がある得意舞台の新潟1000m戦。次走も厩舎が確勝を期して、再度遠征してくることは火を見るより明らか。状態面の上積みを加味すればまず負けない。