【中山グランドジャンプ】引退の石神深一騎手、プラチナドリームと挑む“ラストJG1”

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現役最後のレースに挑む石神深一騎手

現役最後のレースに挑む石神深一騎手


中山グランドジャンプ
プラチナドリーム
石神深一騎手

——前走の4歳以上障害オープン(3/7・中山・ダ3200)は1着でした。レースを振り返ってください。

石神深騎手(以下、石):中山大障害で乗ったときにだいぶ成長してきていることを感じましたが、前走はノーマルのオープン戦にしては好メンバーが揃っていた印象でしたし、そのなかで他馬より1キロ背負ってどれだけやれるかと思っていました。

内容としては、これまでプラチナドリームに乗せてもらってきたなかで1番良いな、というレース振りでした。これまでは持っている力を100としたら60〜70くらいしか出せていないイメージで、臆病な面だったり勝負どころでズブさを見せていましたが、その辺りが解消してきて少しずつ100の力を出せる感じに近づいてきています。

——この中間の調教にも騎乗されていますが、どのような点に気を付けて調整を進めて来られましたか。

石:それほどレース間隔があいているわけではありませんし、疲れを確認しながら前走のような体調を維持しつつ、レースに向けて気持ちの面を上げていくように調整してきました。

——4/15(水)に行われた最終追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

石:1週前にある程度やっているので、最終追い切りは微調整で十分でした。追い切り前の準備運動でも体をしっかり使って動けていましたし、1週前よりもすごく良くなっています。担当厩務員さんが成宮厩舎時代にも一緒にやっていた方で、相談しながら良い感じに仕上げられたと思います。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

石:前走は自分が小倉に行っていて最終追い切りしか乗っていなかったので、今回とは調整過程に違いがあって単純な比較はできませんが、今回は2週前から追い切りと障害練習で乗りながら、自分が足りないなと感じたピースをピタッピタッと上手くはめて来られたと思います。

自分が長く乗って作ってきたことで、より自分が乗りやすいようになっています。

——現状で石神騎手が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。

石:最後の一瞬の切れですね。上手く溜められれば、終いに良い脚を使ってくれます。

——昨年の中山大障害は5着でした。障害G1コース適性の印象は。

石:大障害は内回り、グランドジャンプは外回りという違いがありますが、前が残りやすい内回りより直線が長い外回りコースの方がプラチナの武器である最後の一瞬の切れを生かしやすいと思います。外回りコースに出た後にハードル障害になることもプラスだと思います。

——石神騎手にとっては引退レースとなります。意気込みをお願いします。

石:最後のG1なので勝つ気マンマンで行きます。もちろん挑戦者の立場なので大きなことは言えませんが、終わってから「良いレースだったな」と言えるようなレースをしたいです。それに結果がついてきてくれたら最高ですね。