【帝王賞】今は競馬スタイルの変換期!ミッキーファイトが帝王賞連覇に挑む

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帝王賞連覇を目指すミッキーファイト

帝王賞連覇を目指すミッキーファイト


帝王賞
ミッキーファイト
田中博康調教師

——前走のかしわ記念は2着でした。レースを振り返ってください。

田中博調教師(以下、田):レース前から馬がピリつくような雰囲気で、良い形でゲートインできなかったかと思います。元々ゲートの駐立が安定しない子ですが、そのような精神状態だったことも影響したのか、これまでにないような落馬してしまうくらいのゲートの出方でした。よくリカバリーできましたが、道中のハミの取り方もキツいし冷静さを欠いていたのかな、という印象です。

ラストも左にササりながら走っていて右手前に変えるのも遅かったですし、その分勝ち馬に差されてしまったかと思います。ここ2戦は着順以上に内容が良くなかったので心配しています。

——この中間の過ごし方を教えてください。

田:前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出して、ここを目標に帰厩しました。

——この中間の調整テーマは。

田:勝負どころでひと呼吸、ふた呼吸置けるように意識して調整しています。クリストフに替わってから「力を出し切るレースをしてほしい」とオーダーしていてアンタレス、帝王賞、JBCクラシックと結果を出してきましたが、力を出し切るレースを続けてきたことで、勝負どころから馬が勝手に走ってしまう感じになりました。

馬が自分から走る気持ちになってくれるのは良いことですが、勝負どころで乗り手の意志でコントロールしてひと呼吸、ふた呼吸待てるようになれば、より良いパフォーマンスを発揮できるのではないかと考えています。

——調整過程の手応えはいかがですか。

田:狙い通りに調整が進んでいる手応えはあります。暖かい時期の方が体が動くのか調教の動きも軽くなっていますし、息遣いもこの子にしては良い感じだと思います。左にモタれる面は残っていますが、今回は右回りなので大きく影響はしないと思います。

あとは日曜に最終追い切りを予定していますが、6/25(木)にもしっかりした動きを確認できていますし、これ以上の上積みを求めるような内容ではなく、併せ馬での操縦性や動きを確認すれば十分です。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

田:体の動きが良いですし、前走より少し上がっている印象です。

——昨年の帝王賞は1番人気の支持に応えて優勝しました。改めてレースを振り返っていただけますか。

田:「出し切るレースをしてほしい」というオーダーを遂行してくれたと思います。勝ったから良かったですけど、ラストもアウトレンジに詰め寄られていますし、この子の競馬ではないのではないかと思っています。

力で押し切る競馬で強い勝ち方もしていますが、このスタイルを続けてきたことで代償もあったと思います。とても能力の高い子ですし、この先も長い期間活躍するためにも今は競馬スタイルの変換期かなと思っています。

今回はまた戸崎騎手に乗り替わりますが、以前ミッキーファイトに乗ったときは道中溜めながら終いに脚を使う形で大事に乗ってくれていましたし、ここ最近の先入観を持たずに競馬をしてくれればと思っています。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

田:ここ2戦は悔しい競馬が続いていますが、大きなレースを勝っている実績のある子ですし、またファンの皆様に強いミッキーファイトをお見せしたいと思っていて、今回はその為の大きな一戦だと考えています。帝王賞連覇に向けて応援していただけたらと思います。