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研究員ヤマノの重賞回顧
2007/8/14(火)
8/12(日)、札幌競馬場で行われたクイーンS(3歳上牝、G3・芝1800m)は、好スタートを決めハナを切った柴田善臣騎手騎乗の2番人気アサヒライジング(牝4、美浦・古賀慎明厩舎)が、最後まで他馬に先頭を譲ることなくそのまま押し切り、見事、初重賞制覇を成し遂げた。
勝ちタイムは1分46秒7(良)。
1.3/4馬身差の2着には好位からレースを運んだ6番人気イクスキューズが、さらにクビ差の3着には最後方から差を詰めた5番人気ディアチャンスが入線。川田将雅騎手騎乗の1番人気アドマイヤキッスは4着に敗退した。
勝ったアサヒライジングは、誰もが認める実力馬。
桜花賞4着、オークス3着、秋華賞2着、アメリカンオークス2着、ヴィクトリアマイル2着と、G1で数々の好走を見せ、優勝こそないもののここでは格上的存在だった。実際に対戦戦績でもここに出走したメンバーには優位に立っていて、 その能力の高さからは、今まで重賞未勝利だったのが不思議なくらいだった。
2着イクスキューズは札幌コースでの実績は既に持っていたが、札幌初のアサヒライジングが展開が向いたとはいえ、ここで好走できたのは今後強豪との対戦を考えれば何よりの収穫かもしれない。
コースによって適性がハッキリしている馬が多い中で、様々なコースをこなせる能力は今度の戦いの中でひとつの武器となるに違いない。
今週秋からのさらなる飛躍を願うばかりだ。
同12日、小倉競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第3戦・北九州記念(3歳上、G3・芝1200m)は、中団からレースを進めた角田晃一騎手騎乗の11番人気キョウワロアリング(牡6、栗東・飯田明弘厩舎)が、最後の直線で豪快に末脚を伸ばし、2着の6番人気アルーリングボイスをゴール前でクビ差交し快勝した。
さらに1/2馬身差3着には、最後方から強襲した10番人気ワイキューブが入線。岩田康誠騎手騎乗の1番人気のアストンマーチャンは6着に敗退。
こうして今夏の重賞初の3連単配当150万馬券決着となった。
それにしても一度はこんな馬券を手中に収めてみたいものだ。
しかし勿論そんな馬券はなかなか予測などできはしない。
確かに、予想外の馬が飛び込んでくるからこそ超絶番馬券が生まれるわけだが、どこかに攻略の糸口はないものだろうか?
ここで振り返ってみよう。
2着馬アルーリングボイスは近走不振も、重賞2勝の実績を持っていた。3着馬ワイキューブはここまで連勝中で、直前の栗東坂路での追い切りでは3番時計を叩き出していたほどの上がり馬だった。
このように上記2頭には買える根拠があったのだが、肝心の優勝馬キョウワロアリングはどうだったか?
1600万にさえ手が届かない現状、普通ならなかなか手がでないように思える。
今回の前崩れの展開は容易に読めたとしても、この馬までは買えないのが実情だろう。
しかし調べてみると、かなり強引かもしれないが、攻略の糸口が見つかった。
鍵は鞍上の角田晃一騎手。
実は彼は昨年もこのレースを11番人気コスモフォーチュンで激勝していたのだ。
この事実を認知していれば、軸としては無理でも押さえには買えたかもしれない。
微に入り細に入り、徹底的な検討をすることが大万馬券獲得への道なのかもしれない。
勝ちタイムは1分46秒7(良)。
1.3/4馬身差の2着には好位からレースを運んだ6番人気イクスキューズが、さらにクビ差の3着には最後方から差を詰めた5番人気ディアチャンスが入線。川田将雅騎手騎乗の1番人気アドマイヤキッスは4着に敗退した。
勝ったアサヒライジングは、誰もが認める実力馬。
桜花賞4着、オークス3着、秋華賞2着、アメリカンオークス2着、ヴィクトリアマイル2着と、G1で数々の好走を見せ、優勝こそないもののここでは格上的存在だった。実際に対戦戦績でもここに出走したメンバーには優位に立っていて、 その能力の高さからは、今まで重賞未勝利だったのが不思議なくらいだった。
2着イクスキューズは札幌コースでの実績は既に持っていたが、札幌初のアサヒライジングが展開が向いたとはいえ、ここで好走できたのは今後強豪との対戦を考えれば何よりの収穫かもしれない。
コースによって適性がハッキリしている馬が多い中で、様々なコースをこなせる能力は今度の戦いの中でひとつの武器となるに違いない。
今週秋からのさらなる飛躍を願うばかりだ。
同12日、小倉競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第3戦・北九州記念(3歳上、G3・芝1200m)は、中団からレースを進めた角田晃一騎手騎乗の11番人気キョウワロアリング(牡6、栗東・飯田明弘厩舎)が、最後の直線で豪快に末脚を伸ばし、2着の6番人気アルーリングボイスをゴール前でクビ差交し快勝した。
さらに1/2馬身差3着には、最後方から強襲した10番人気ワイキューブが入線。岩田康誠騎手騎乗の1番人気のアストンマーチャンは6着に敗退。
こうして今夏の重賞初の3連単配当150万馬券決着となった。
それにしても一度はこんな馬券を手中に収めてみたいものだ。
しかし勿論そんな馬券はなかなか予測などできはしない。
確かに、予想外の馬が飛び込んでくるからこそ超絶番馬券が生まれるわけだが、どこかに攻略の糸口はないものだろうか?
ここで振り返ってみよう。
2着馬アルーリングボイスは近走不振も、重賞2勝の実績を持っていた。3着馬ワイキューブはここまで連勝中で、直前の栗東坂路での追い切りでは3番時計を叩き出していたほどの上がり馬だった。
このように上記2頭には買える根拠があったのだが、肝心の優勝馬キョウワロアリングはどうだったか?
1600万にさえ手が届かない現状、普通ならなかなか手がでないように思える。
今回の前崩れの展開は容易に読めたとしても、この馬までは買えないのが実情だろう。
しかし調べてみると、かなり強引かもしれないが、攻略の糸口が見つかった。
鍵は鞍上の角田晃一騎手。
実は彼は昨年もこのレースを11番人気コスモフォーチュンで激勝していたのだ。
この事実を認知していれば、軸としては無理でも押さえには買えたかもしれない。
微に入り細に入り、徹底的な検討をすることが大万馬券獲得への道なのかもしれない。
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