ブレイクランアウトが競走馬登録抹消、種牡馬に

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09年の共同通信杯(GⅢ)を制したブレイクランアウト(牡4、美浦・戸田厩舎)は、11月5日(金)付で競走馬登録を抹消した事が発表された。今後同馬は種牡馬となる予定。

ブレイクランアウトは、08年7月にデビュー勝ちを収めると、2歳時は東京スポーツ杯2歳Sで2着、朝日杯FSで3着と活躍。3歳を迎え、年明け緒戦の共同通信杯で重賞初制覇を収め、将来が嘱望されたが、その後は、アクシデントなどもあり、順調にレースに使うこともままならず、昨年の菊花賞以来、約1年振りとなった、10月23日の富士Sの競走中に故障を発生し(結果は5着)、無念の引退となった。

同馬は母が米重賞勝ちのキューという血統で、馬主はキャロットファーム。生産者はアメリカのShadai Corporation。馬名の意味由来は「ビリヤードで全ての球をノーミスで落とすこと」。JRA通算獲得賞金は9,945.1万円(付加賞含む)。

ブレイクランアウト
(牡4、美浦・戸田厩舎)
父:Smart Strike
:Queue
母父:French Deputy
通算成績:10戦2勝
重賞勝利:09年共同通信杯(G3)