研究員・次走の狙い馬

トピックス

デビルズコーナー・武豊騎手(牝2、栗東・平田厩舎)
11月3日 5回京都1日目 2歳新馬 芝1200m 2人気2着

これは相手を褒めるしかない。走破時計の1.09.6も馬場差を考えれば優秀であり、ほとんど勝ちに等しい内容と言っていい。
勝ち馬の強烈な瞬発力に屈したが、高い先行力は十分に見せ付けた。
血統的にもスピード豊かな短距離馬。完成度も高く、次走はアッサリ押し切れる。

イブキオシリス・江田照騎手(牡2、美浦・谷原厩舎)
11月3日 5回東京1日目 2歳未勝利 8人気4着

向正面で頭を上げてもがくほど、スムーズさを欠いたのが痛かった。
舌がハミを越したまま走っていたように、まだ気性面に若さを抱えていることは確かでも、この日のレースはいかにも消化不良だった。
それでも4着まで差を詰めており、2走前の内容と合わせて考えても未勝利なら十分に圏内の走りができる存在であることは間違いない。
少し時間が掛かるかもしれないが、マークを外せない穴候補と見る。

リオサンバシチー・吉田隼騎手(牡7、美浦・中野栄厩舎)
11月4日 5回東京2日目 tvk賞 7人気12着

フットワークが大きなスケール感漂う走り。
秘めたる能力は相当高く、7歳馬ながらまだ上を目指せる存在である。
この日は内枠から最後まで狭いところを走らされたため、まったく力を出し切れなかったが、このクラスで足踏みする器ではない。
体質が弱く使い込めなかった馬が、ココに来て連戦に耐えられたように、収穫すらあった一戦。
スムーズな競馬ができる外枠でも引けば、アッサリまである逸材だ。