1着 サダムパテック(岩田騎手)
｢これが初騎乗となるけど、能力の高さは十分にわかっていた。行きたがる素振りを見せたけど、すぐに落ち着いてくれたし、手応え十分に直線へ。想像どおりの瞬発力を発揮してくれたよ。折り合いや位置取りなど、皐月賞へ向けての課題を感じていたなかで、まずは無事に勝ててほっとした。もちろん、次も結果を出したいね｣

(西園正都調教師)
｢年末の中山(朝日杯FSを4着)では悔しい思いをしましたが、無念を晴らすことができました。体重はプラス10キロでも、放牧から帰ってきたら背が伸びていて、その時点より10キロ絞れています。成長分と判断していいですよ。朝日杯ではゲートが悪かったのですが、だんだん覚えていくものですし、むしろふわっと出るくらいでいいと考えていました。中間は特にゲート練習もせず、馬のリズムを崩さないように仕上げたんです。ジョッキーにも位置取りなどの指示はしませんでしたが、思ったよりもポンと勢い良く飛び出て、ちょっと行きすぎかなと心配しました。でも、うまくなだめ、1コーナーで折り合いを付けてくれましたね。あれが勝因です。休み明けの今回より、次の皐月賞は馬がさらに良くなるはず。前走の1600mは忙しく、2000mがちょうどいいこともはっきりしました。いいホップができましたので、ステップ(皐月賞)、ジャンプ(ダービー)とつなげていきたいですよ｣

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