完調手前でも欲張りに…

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先週の日曜、京都5Rダート1400mの新馬戦で差し切り勝ちを収めたヨクバリ(牡2、栗東・田中章厩舎)。
2着に2馬身差を付けて時計も1分26秒5なら上々と言える。
「前半は前に進んでいかなかったけど、3角で好位に取り付いたら反応が良くなった。終いもしっかりと伸びてくれたし、走法からダートは合う」と川田騎手はデビューにニッコリ。
「目一杯に仕上げてなかったのに良く走ってくれた。上手なレースをしてくれたし、次は叩いた上積みは十分あるよ」と田中章師も終始笑顔だった。

続く京都6Rの新馬戦で快勝したキングスエンブレム(牡2、栗東・石坂厩舎)の次走がエリカ賞に決まった。
「血統もそうだが精神面で落ち着いているところがいい。もちろんここもきっちり勝つつもりでいるよ」と師は強気の構えを崩さない。

右臀部を痛めて札幌2歳Sを回避したポルトフィーノ(牝2、栗東・角居厩舎)は、現在ノーザンファームで調整中。
「走るのはわかっているので、無理せずにじっくりと育てていくよ。年末ぐらい厩舎へ入厩させたいとは思う」と師は言う。復帰は年明けになりそうだ。