オーストラリア・フランス競馬主催者などから義援金

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JRAは海外の競馬主催者等から東日本大震災への義援金の申し出があった事を発表した。詳細は以下の通り。

【オーストラリア】
メルボルンカップの主催者であるオーストラリアのヴィクトリアレーシングクラブ Victoria Racing Club(VRC)から義援金100万円の寄付がありました。寄せられた義援金は、「日本赤十字社」を通じて被災地支援活動に充てられる。

デール・モンテース(Mr. Dale G MONTEITH)Chief Executiveのコメント
「VRCはJRAと長い交流の歴史をもっています。JRAが東日本大震災の被災者の皆様方への支援を行っていると知り、VRCとしても協力させていただくことといたしました。この義援金を被災者の皆様方のためにお使いいただければ幸いです。」

【フランス】
4月17日(日)にパリのオートイユ競馬場にて、フランスの競馬統括機関であるフランスギャロ(France Galop)による東日本大震災の被災者を支援するためのチャリティ競馬が開催されました。
「仏日連携競馬デー」と銘打たれたこの開催は入場料無料とされ、入場者1名につき5ユーロ(約600円)の義援金がフランスギャロより寄付されます。
当日は好天に恵まれ、普段よりも盛況となる10,178名のお客様が入場され、計50,890ユーロ(約6,106,800円)の義援金が在仏日本国大使館を通じて日本赤十字社に送られるとともに、多くの人々から日本の復興を願う声が寄せられました。

ユベール・モンザ(Mr. Hubert MONZAT)(写真右端)フランスギャロ事務総長のコメント
「本日の『仏日連携競馬デー』には多くの競馬ファンに来場いただきました。齋藤大使の列席や日本の方々からの協力もあり、『仏日連携競馬デー』を通じてフランスと日本の関係がさらに強くなったことを感じます。日本はフランスの友人であり、友人が苦しんでいる時に手を差し伸べることができ、我々もうれしく思います。日本の一日も早い復興を願っています。」

齋藤泰雄 在仏日本国特命全権大使(写真右から2番目)のコメント
「この度の東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、フランス政府、フランスギャロ、フランス競馬ファンの皆様の心温かい善意に感謝いたします。日本は現在も震災の影響のため予断を許さない状況にありますが、国民が一丸となって復興に努めております。本日の義援競馬が日本国民に大きな勇気を与えることと信じています。」