気になる若駒は?

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今月19日(水)に行われる全日本2歳優駿(川崎・GI)に出走するレインボーペガサス(牡2、栗東・鮫島厩舎)は、坂路コースで53秒5-13秒4で軽快な動きを披露した。
「日曜日にも左回りを意識して調整してきたし、今週のひと追いで万全の態勢じゃないかな。勝って来年はこの馬でドバイに行きたいと思っているんだ」と寺井助手はかなりの手応え。
現在ダートで2連勝中と底を見せておらず3連勝目がGIになる可能性は十分あると見ていい。

今週の中京2歳Sで有力視されていたダイシンプラン(牡2、栗東・松田博厩舎)は、外傷(ザ石)したため同レースを回避。
今後については馬の状態を見てから決めるとのこと。
「走るのはわかっているから無理はしない」と松田博師。

先週の未勝利戦で2着馬に4馬身差を付けて快勝したアリューバニヤン(牡2、栗東・鮫島厩舎)は、レース後に右ヒザの骨折が判明。
今後は治療に専念することになった。「勝てたのが幸い。軽いものなので復帰まではそんなに時間はかからないと思う」と寺井助手。

先週の新馬戦で2着に6馬身差を付けて楽勝したオリジナルフェイト(牡2、栗東・中竹厩舎)は、13日に大山ヒルズへ放牧に出された。
「器は大きい。1月末か2月上旬に連れてきて手堅く平場で賞金を加算したい」と中竹師は素質にゾッコンの様子。

札幌2歳Sを右でん部筋痛のため出走を回避したポルトフィーノ(牝2、栗東・角居厩舎)の今後のローテーションが決まった。
来年のエルフィンSで始動することになり、「休ませたことでいいリフレッシュができたみたい。これからしっかり仕上げていきたい」と村山助手は期待馬の復帰を心待ちしている様子だった。
鞍上は引き続き武豊騎手が騎乗する。
朝日杯FSで12着に大敗したドリームガードナー(牡2、栗東・中村厩舎)は、この後、一旦短期放牧を挟んでからシンザン記念へ向かうことが決まった。 「前走は外枠に泣かされた。あんなに負ける馬ではないからね。地元(京都)で巻き返したいと思っている」と中村均師。 朝日杯FSで14着だったミリオンウェーブ(牡2、栗東・宮本厩舎)も次走はシンザン記念に向かう。 「前走もスタートが一息だったように流れに乗って競馬ができてない。もう少しやれてもいいと思うし、距離が延びた方がいいかもしれない」と宮本師はここ2走の内容にやや不満顔の様子。