【クイーンステークス】良血・アヴェンチュラが待望の重賞初勝利!

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11年8月14日(日)、1回札幌2日目11Rで第59回 クイーンステークス(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、池添 謙一騎手騎乗の1番人気・アヴェンチュラが優勝。勝ちタイムは1:46.6(良)。

2着にはクビ差で10番人気・コスモネモシン(牝4、美浦・清水英厩舎)、3着には3番人気・アニメイトバイオ(牝4、美浦・牧厩舎)が続いて入線した。

レースは昨年のこのレースで追い込んで3着だったカウアイレーンが逃げる、まさかの展開。ペースは1F12秒前後で推移する流れだったが、先行勢が崩れる中で、3コーナー過ぎから各馬がスパート。
中でも大外を回ったコスモネモシンが、直線で一旦は先頭に躍り出たが、脚を溜めていたアヴェンチュラが斤量のアドバンテージも味方に差し返し、クビ差凌いだ。

勝ったアヴェンチュラは昨年6月の新馬戦で後に重賞を制すエイシンオスマンを降してデビュー勝ち。続く、札幌2歳Sで2着、熱発の影響があった阪神JFで4着に健闘するも、その後、骨折で長期休養へ。前走も約7ヶ月振りのレースを物ともせず快勝し、これで復帰後2連勝。そして、重賞初勝利となった。

同馬の母が98年の阪神牝馬特別で2着の実績を持つ、アドマイヤサンデー。全姉が阪神JF、オークスを制したトールポピー、全兄にデビュー4連勝でラジオNIKKEI杯、共同通信杯を制したフサイチホウオー、全日本2歳優駿で2着のナサニエルがいる血統。馬主は有限会社 キャロットファーム、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冒険(伊)。父名より連想」。

騎乗していた池添騎手は01年以来、10年振りの重賞勝利。管理する角居勝彦調教師はこのレース初勝利。ジャングルポケット産駒は昨年のアプリコットフィズに続き、連覇となった。

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アヴェンチュラ
(牝3、栗東・角居厩舎)
父:ジャングルポケット
母:アドマイヤサンデー
母父:サンデーサイレンス
通算成績:5戦3勝



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