【新潟2歳S】イソノルーブルの孫・モンストールが豪快な末脚でV

トピックス

11年9月4日(日)、4回新潟8日目11Rで第31回 新潟2歳ステークス(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、柴田 善臣騎手騎乗の4番人気・モンストールが優勝。勝ちタイムの1:33.8(良)は02年のワナがマークした、2歳コースレコードタイ。

2着には3/4馬身差で1番人気・ジャスタウェイ(牡2、栗東・須貝厩舎)、3着には9番人気・クイーンアルタミラ(牝2、美浦・鈴木康厩舎)が続いて入線した。

レースは掛かり気味のパートナーを鞍上が抑えるつつハナを奪ったニンジャが引っ張る展開もペースはスロー。直線に向くと、各馬が馬場一帯に横一線となったが、抜け出してきたのはモンストールとジャスタウェイ。先に抜け出したモンストールをジャスタウェイが追いかけたが、リードを保ったまま、モンストールが突き抜けた。

勝ったモンストールは7月16日の新馬戦(新潟芝1400m)を2着に0.6秒つけて快勝していた。
同馬は祖母に91年のオークスを制したイソノルーブルがいる血統で、半兄のトラストワンも、昨年の函館での新馬戦を勝ち星を挙げている。 馬主の前田 幸治氏は今年のJRAブリーズアップセールで、同馬を871.5万円で購入していた。生産者は浦河の村下農場。馬名の意味由来は「怪物(仏)」。

騎乗していた柴田善臣騎手は新潟2歳Sは初勝利(JRA重賞通算82勝目)。管理する尾関知人調教師はこれが嬉しい重賞初勝利で、アドマイヤマックス産駒もJRA重賞6度目の挑戦で重賞初勝利となった。
なお、2着の須貝尚介厩舎は小倉2歳Sのエピセアロームが2着となり、東西2歳Sで惜しくも2着となった。

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

モンストール
(牡2、美浦・尾関厩舎)
父:アドマイヤマックス
母:イソノスワロー
母父:デヒア
通算成績:2戦2勝

≪関連リンク≫
イソノルーブルの孫・モンストールが快勝…新潟新馬
:モンストール新馬勝ち後のトピックス。ブリーズアップセール当日の様子も公開

【新潟2歳S】尾関厩舎の2騎は調整順調
【新潟2歳S】モンストール「距離延長でいい方に…」
【新潟2歳S】前走以上!ジャスタウェイ53秒4!
【新潟2歳S】輸送もOK!クイーンアルタミラ
:週中のトレセン情報で好走馬を先取り


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。