専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
皐月賞の資金作りはこの馬で!
2016/4/16(土)
どうも!美浦の古川です。
日曜中山の注目は何と言っても皐月賞(G1)!だがG1以外にも楽しみなレースが目白押しで、前半戦でシッカリと資金を作って皐月賞に臨もうと思っている。そこでG1の資金作りに最適な穴馬を紹介しよう!
中山5R・3歳500万下の②メジャースターダムは2走前に未勝利を勝ち上がっており、その時は包まれずにマイペースの逃げを打っての押し切りだった。続く昇級初戦の前走は他馬に外から被されると気負ってしまい直線で失速したが、道中スムーズに行けてただけに自分の競馬さえできればココでもやれると感じた。
その点は鞍上の吉田豊騎手も「稽古は常に良い走りをするし、500万でもやれていい馬」と私と同じ考えで、また厩舎サイドも「前走はレース前にメンコを外したのが裏目に出たので、今度は着用のままレースに臨む」と、クラス2度目での一変を目論んでいる様子。
フルゲートだった前走とは違って今回は頭数も手頃で、競り掛けてきそうな同型馬も不在となれば改めて期待したい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。