日曜穴ズバ

どうも!美浦の古川です。

短期免許取得で来日中のF.ミナリク騎手はここ2年ドイツリーディング1位を獲得している名手である。2月初旬から騎乗して現在5勝を挙げ、日本で初勝利を挙げた時には「ドイツでG1を勝ったように嬉しい」と言っていた。

騎乗数も多く今週は18鞍に騎乗し、土曜中山6Rでは9番人気のサニーダンサーで勝利している。このサニーダンサーはミナリク騎手の身元引受人である加藤征弘調教師の管理馬で、5勝のうち3勝が加藤征厩舎と好相性である。

日曜の「厳選馬」で取り上げる中山9R・館山特別の①ケルフロイデ(牡5、美浦・加藤征厩舎)も同じで、3歳時には京成杯で2着した厩舎期待の実力馬である。

その後骨折により1年6ヶ月の休養を余儀なくされ、復帰後3戦は1000万クラスで掲示板に載れていない。しかし、この中間はリフレッシュ放牧により状態は右肩上がりで、ミナリク騎手が跨がった最終追い切りでも気配の良さが窺える。

加藤征師は「ようやく好調時のデキに近づいてきた。今回あたりソロソロ良いレースを見せてくれそう」と色気タップリである。厩舎の期待度は鞍上にも伝わっているはずで、馬の能力を上手く引き出せれば勝利へと導ける。