専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【エプソムC】には面白い穴馬がいるゾ!
2019/6/8(土)
どうも!美浦の古川です。
東京の芝は良まで回復したんだが、夜から明日にかけて怪しい空模様。日曜は直前まで馬場の見極めが必要な1日となりそうだな。
現時点でエプソムCの本命は⑧ミッキースワロー(牡5、美浦・菊沢厩舎)。休み明けの新潟大賞典がトップハンデを背負っての連対確保。先週の鳴尾記念も連勝したメールドクラースには敗れたが、久々であれだけ走れば上々。
使って状態は確実に良化しているようだし、去年のJCではあのメンバーで5着に健闘したほどの馬。G3くらいならいつでもアッサリ勝っていいよな。
人気は人気だろうが、他は拮抗しているし、ミッキーから流して買うつもり。相手に穴で面白いと思ってるのは⑬アンノートル(牡5、美浦・田中博厩舎)。時計勝負だとキツイと思うが、雨で少し上がりが掛かるならチャンスはありそう。人気薄だが押さえて損はないと思うぞ。
週中のコラムで紹介した東京5Rの良血馬⑧ワーケア(牡2、美浦・手塚厩舎)は大いに楽しみなんだが、資金造りという意味で注目してるのは東京10Rの④パルクデラモール(牝4、美浦・鹿戸雄厩舎)。初めてのマイルだった前走が見どころタップリ。ユタカへの鞍上強化でこの人気なら狙わない手はない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。