専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【アルテミスS】相手探しの一戦!オススメされた1頭!
2019/10/25(金)
どうも!美浦の古川です。
いや~この大雨には参った。ウチは山間部ってワケでもないのに、避難警報が出ちゃうんだからな。
夕方になってやっと落ち着いて解除されたけど、これだけの量が降るなんてちょっとビックリだ。府中方面も結構降ったらしいし、明日は一筋縄ではいかない競馬が多くなるかもしれない。
そんな状況も踏まえて土曜で一番買いたいのは、東京12R・3歳上1勝クラスだな。休み明けでもキッチリと仕上がったアンダープロミス(牡3、美浦・萩原厩舎)。
昇級戦だった前走も直線で捌き切れずに脚を余す勿体ない競馬だったからな。信頼している二本柳助手も「万全の仕上がり。勝ってもらわないと困りますよ」とキッパリ。
枠も外めのちょうど良いところが引けたし、戸崎も2度目ならしっかり決めてくれるだろう。これは頭から狙ってみたい。
それと1つ前の重賞、アルテミスS。初戦の勝ちっぷりが桁外れだったリアアメリア(牝2、栗東・中内田厩舎)はちょっと能力が抜けてると思う。単なるスピード馬って感じでもないし、2戦目でどんな走りを披露するのかに注目。
懇意にしてる手塚師から「状態は更に良くなってる。1頭強いのはいるけど、レースに行って勝負強いので楽しみ」とオススメされたオータムレッド(牝2、美浦・手塚厩舎)を本線にして、馬券は組み立てるつもりだ。
昨日も少し触れたけど、天皇賞・秋については『メガ盛新聞』じゃなくて、明日のこのコラムで見解を公開する予定。豪華メンバーによる令和最初の天皇賞、ベテランの俺でも気合が入らずにはいられない。忘れずにチェックしてくれよな。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。