例年にも増して混戦模様となっている今年の札幌記念(G2、札幌芝2000m)

唯一のG1馬となる桜花賞馬ステレンボッシュは近走不振。ヴェローチェエラやホウオウビスケッツなどの有力馬も重賞勝ちはハンデG3の函館記念のみとあって、多くの競馬ファンが予想に頭を悩まされているようです。

しかし、こんなレースこそ23年は9番人気2着トップナイフを星2つ推奨!

昨年は3着ステラヴェローチェを星3つでズバリ仕留めた「3つ星穴馬」の出番!

難解であればあるほど、妙味ある馬券が眠っているもの。今年もまた、人気馬の死角を突く“美味い穴馬”の走りにご注目ください!

本命じゃない。でも、美味い。

札幌記念・推奨穴馬

⭐⭐
トップナイフ

📝 推奨理由

土曜昼時点ながら17(日)の札幌は雨予報。レースが行われる日中に降り続く見込みとなっており、雨量次第になるが良~稍重発表でも時計を要す馬場となりそうだ。

パワー勝負になれば、この馬の出番だ。稍重で行われた23年の札幌記念では各馬が避けていた内ラチ沿いを通ってポジションを押し上げ4角先頭、単勝49.6倍の低評価を覆し2着に激走してみせた。

札幌コースや荒れ馬場適性は証明済で最大の焦点は、当時と同じ能力を発揮できるかに尽きるだろう。膝蓋骨の手術明け2戦は、どちらも2ケタ着順。G3で勝ち馬から1秒以上も離されたように、G2で相手が強化される今回はお世辞にも歓迎とは言い難い。

しかし、恐らく当初から目標は3歳時に2着した札幌記念だったのだろう。叩き3戦目となる今回はメキメキ調子を上げてきた印象で、横山和騎手(レースでは横山典騎手)が騎乗した1週前追いでは、重馬場の函館芝でラスト1ハロン11秒1と抜群の伸びを披露した。

洋芝実績が豊富で道悪巧者なのを加味しても、調教の動きから好調時の気配に近づきつつあるのは明らか。手術明けの2戦は度外視可能で、人気が落ちて叩き3戦目となる今回はまさに狙い目。得意の舞台と馬場で、再び高配当の使者となってくれるはずだ。

📌 総評

札幌記念は、豪華メンバーが集結するにも関わらず、直線の短いコースの特性上、「立ち回りの上手さ」と「持続力」が問われるレースです。

札幌のコース形態に合った先行力や機動力を持つ馬を見つけ出すことが、的中の鍵となります。