水上学の血統トレジャーハンティング

日曜東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)(芝2500m)

◎本命馬
⑮ゴールドアクター
牡4、美浦・中川厩舎、吉田隼騎手

今や翌年のG1馬探しとなってきたこのレース。この10年でも、スクリーンヒーロー、ジャガーメイル、アーネストリー、トーセンジョーダン、アドマイヤラクティ(海外)らの連対馬がのちにG1馬となっている。つまりは、のちのちそこまでの器に昇れるかどうかの見極めが、軸馬選びの近道となるのではないか。となれば今回は、⑮ゴールドアクターにとどめを刺すだろう。

上がりの掛かる消耗戦でも結果を出し、菊花賞は勝ちにいくレースで3着、2000mにも対応し、前走休み明けで高速上がりにも対応。とにかくスケールが大きい。母方が古い牝系で、タフさも備えている。父が飛躍のきっかけをつかんだこの舞台で、この馬も重賞ウイナーの称号を手にしてほしい。

$お宝馬
②プランスペスカ

その一方で、2400よりは遥かにスタミナが求められ、G1ではスピード面で足らない馬の健闘も目立つ。該当馬は何頭かいるが、最も侮られるのはこの馬だろう。フランスのステイヤー牝系で、かつブライアンズタイムが母父に掛かっているので、なおさらスタミナが強まるはず。

相手上位には⑧プロモントーリオ⑭メイショウカドマツ⑥レコンダイト⑬ロンギングダンサー⑱レーヴミストラル、3着までだとは思うが⑨サトノノブレス①スーパームーン