水上学の血統トレジャーハンティング

日曜中山11R 京成杯(G3)(芝2000m)

◎本命馬
⑦エイムアンドエンド
牡3、美浦・二ノ宮厩舎、三浦騎手

G1となったホープフルSにメンバーが揃う分、わずか2週後のこちらは同じ舞台だけにどうしてもメンバーが小粒になってしまう。例年以上に混戦で、印ほどの差はない。葉牡丹賞を勝ったジェネラーレウーノにしても、2着馬の方に内容があり、しかも大外に入った。また短距離血統にも人気馬が何頭かいる。ここは波乱の予感だ。

軸として狙いたいのは⑦エイムアンドエンドだ。父エイシンフラッシュはこのレースの勝ち馬で、過去10年では唯一、京成杯勝ち馬としてその後G1を制した馬となっている。加えて母ロフティーエイムは福島牝馬Sを勝ち函館記念も好走、小回り適性はとても高い。ドイツ血統で重厚な父の血を、母父サンデーが緩和して切れも与えるという、エイシンフラッシュにとっては良さを活かせる相性の良い配合になっている。上がりが掛かる舞台ならチャンスだ。

$お宝馬
⑪ライトカラカゼ

この馬は、冬の中山といえば・・・のクリールカイザーの全弟。その兄は、アメリカJCCでの走りが記憶に新しい。近親にはスマイルトゥモローもいる。加えて、母の父サッカーボーイは、京成杯と相性の良い種牡馬ステイゴールドの近親だ。先行してひと脚使えれば馬券になっていい。

上位評価は⑤コズミックフォース④ロジティナ⑥スラッシュメタル。押さえで⑮ジェネラーレウーノ⑨サクステッドと挙げておくが、人気薄から入るので、3連系馬券ならその他にも3列目はかなり手広くとっていいと思う。