水上学の血統トレジャーハンティング

日曜東京11R フェブラリーS(G1)(ダート1600m)

◎本命馬
⑭ゴールドドリーム
牡5、栗東・平田厩舎、R.ムーア騎手

結論から書く。⑭ゴールドドリームで軸は堅いレースだとみる。

チャンピオンズCの時は、東京ダートマイル専用馬と決めつけて押さえ程度に考えていた。しかし左回りで直線が長いという同じ形状に加え、展開がマイル的になるという点にも恵まれ、堂々の差し切り勝ち。自分の打てるツボに入れば、間違いなく「好球必打」できる馬であることを思い知らされた。

そして今回は、本来ベストの舞台に戻る。稽古も抜群の動き。不安が見つからない。

周辺のデータも後押しする。目下18連勝中の関西馬、近10年の勝ち馬全てに該当する、前走500キロ以上の馬にも該当。何よりゴールドアリュール産駒の好走傾向(近10年でのべ6回3着以内)が強い。近親にはジェイドロバリーもいる血統だ。

$お宝馬
⑥インカンテーション

3年前の2着馬。実に息が長く、脚部不安やスランプから不死鳥のように復活してきた。エーピーインディ系シニスターミニスター産駒だから、本質は中距離よりマイルだ。母の父にマキャヴェリアンも持ち、血統的にはいうことなし。使い込むとよくないタイプで、少しでも間隔が空いたのはプラス。同系はこの10年でのべ5回3着以内をマークしている。

相手上位は⑯サンライズノヴァ。おそらくゴールドを脅かせる唯一の存在か。
これ以外は押さえで⑨キングズガード⑩テイエムジンソク⑫ノンコノユメ⑮ベストウォーリア