水上学の血統トレジャーハンティング

日曜中京11R チャンピオンズC(G1)(ダート1800m)

◎$本命馬&お宝馬
⑫ウェスタールンド
(せん6、栗東・佐々晶厩舎、藤岡佑騎手)
ゴールドドリームのリタイアにより、焦点は先週同様、こちらも3歳の1強状態なるかということになった。

しかしこのレースにおいて、阪神1800m時代から続いているのが、3歳馬が勝てないという強固なジンクス。【0-2-2-18】であり、ゴールドドリームも3歳時は大敗を喫した。ルヴァンスレーヴの能力は相当に高いが、軽いダート向き、直線平坦ベターの感は戦績と内容から拭えない。中京はコースも砂もかなりタフだ。

ならば混戦、波乱のG1を見込む。主役は捻って⑫ウェスタールンドとした。

前走武蔵野Sはマイルのペースや東京コースに合わず、ダラッと回っただけの競馬。3角不利もあるにはあったが、大したことはない。
もともと血統は中距離型で、マイルで人気になったのが気の毒なくらいだった。母父マーケトリーはハリウッドゴールドC他多くの重賞を勝った、北米の一流中距離馬。加えて産駒の多くが直線坂コースに強い父ネオユニヴァース。中京移行後は父サンデー系が安定してきたという傾向もある。中京のタフなダートにぴったりの、脚力型ダート馬。今回の舞台なら巻き返しはある。

シリウスSの内容からみて、1キロ差ならオメガパフュームとそれほど差はないし、それでいながら軽視されそう。パワーの塊?強敵ケイティブレイブはいるが、思い切って本命兼お宝馬に指名する。

相手上位は当然⑧ケイティブレイブ②ルヴァンスレーヴ。押さえは⑪オメガパフューム⑨サンライズソア⑤ノンコノユメ①アンジュデジール

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