
- 5月25日 東京11R オークス(G1)
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本命馬◎アルマヴェローチェ(2人気) 1着
安定感のある好走劇見せました!
- 5月24日 京都11R 平安S(G3)
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本命馬◎アウトレンジ(4人気) 1着
馬場、血統の適性を裏付ける見事な勝利!
持続力ある末脚を
2013/6/9(日)
持続力ある末脚を
2013/6/9
【東京11R エプソムカップ(G3) 芝1800m】
◎本命馬 ⑭サトノアポロ(牡5、美浦・国枝厩舎、蛯名騎手)
とにかく時計が出る軽い芝。もともと、このレースは良馬場であれば時計が出ることが多く、軽い野芝の新潟で行われた新潟大賞典の上位馬が引き続き好走することが多いレースである。ここは同レース4着馬、⑭サトノアポロを指名する。
新潟大賞典は4着ではあったが、直線で酷い不利を受けており、あれがなければまず勝ち負けだった。シンボリクリスエス産駒は新潟外回りが得意で、ジワジワ長い脚で切れてくる産駒が多い。今の東京1800m以上でも、まさにこのタイプの好走が目立っている。
しかも、土曜の当該コースでもシンボリクリスエスを含むロベルト系の好走が目立った。稽古動かないのはいつものことで、なぜか軽く見られている(前売り4番人気)分妙味ありだ。
$お宝馬 ⑫シルクアーネスト
こちらも同じロベルト系。しかも去年の5着馬だ。加速が鈍く、ジワジワと高速上がりに持っていくグラスワンダー産駒で、イメージはコースに合っている。いつもの最後方付近だとさすがに届かないが、前走1400mからの2F延長で多少行き脚がつき、中団あたりから行ければ侮れない。
他に買うのは、⑤サクラアルディート、⑦アドマイヤタイシ、⑨ファイナルフォーム、⑬ジャスタウェイ、②リルダヴァル、③クラレント。


プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。